学びや思いつきを記録する、超要約ノート

国内MBA2013年入学、2015年無事卒業!読んだ本、記事、などの読書ノート。 忘れないために超要約整理。そんな記録。

人材系

全ての悩める中間管理職へ 部下へのフィードバックのいろはを教えてくれる良書。 中原淳/フィードバック入門

部下への指導をどうすりゃいいのか、これは管理職の永遠の悩み。しかも、部下が期待に沿った行動を取らないとき、 その部下にとって耳の痛いこともしっかり伝えなくちゃいけない。 わかっちゃいるけど、これって相当タフな仕事。本書はそんな部下へのフィー…

具体的なケースと理論がセットで語られるので腑に落ちる! 大島洋/管理職の心得

具体的なケースを引き合いに出しながら、 リーダーシップに関する理論を解説してくれる良書。読んでいて「あー、こういうことあるな」と感じるので それだけ話が腑に落ちているということなのだろう。 管理職の心得―リーダーシップを立体的に鍛える作者: 大…

マイケル・アブラショフ/アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」の作り方

とある日のこと、知人がビジネススクールの教授に、 部下のマネジメントに関して相談したそうな。そしたら先生から一言質問、その部下たちは頭良いのか?と。 答えて曰く、あんまり頭良いほうじゃないです、と。それならこれ読め、とオススメされたのがこの…

イノベーションを創発する組織、そこには天才を活かす工夫がいっぱい。 ジョン・ガートナー/世界の技術を支配するベル研究所の興亡

アメリカの巨大通信会社AT&Tの子会社の研究所。 なんとなくすごい研究所、というイメージくらいしかなかったけれど、 改めて読むとすごいところ。ノーベル賞7人も輩出してるし、トランジスタとか電波望遠鏡、 レーザー、情報理論、C言語、なんてのもこの研…

世界最強の諜報機関? そんなのは映画の中だけの幻想。実態はどこにでもありそうなダメ会社!? ティム・ワイナー/CIA秘録

この手の話は、眉唾ものというか、根拠のない噂レベルの陰謀論が まことしやかに書いてあるだけのものが多い。 まぁそれはそれで楽しかったりはするのだけど、本書はちょっと違う。ニューヨーク・タイムズの記者が5万点の機密解除文書、 10人の元長官を含む3…

必要以上に群れる必要は無い。一人でいられる強さみたいなものは大切。 山田玲司/非属の才能

非属の才能とはどこにも属さず、迎合しない才能のこと。 同調圧力が強く、空気の読み合いがコミュニケーションになっている 現代においては、なかなか育ちにくく、生き辛い才能だと言える。というか、普通に生きてると才能つぶされやすい環境が蔓延している…

自分の組織をどんな組織にしたいのか、ってことを考えてる人は一度読んでみたほうが良い。 エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ/How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント

Googleの企業文化や、働くことに関する考え方をまとめた1冊。 実際のところは色々あるのかもしれないけど、 それでもなおこの会社はとても面白く、魅力的な企業に思える。 オフィスも楽しいしね、やりたいことが合致したら超面白いんじゃないかしら、と思っ…

意外とほめ言葉のボキャブラリーって無いものですね、と痛感したので。本間正人/[決定版]ほめ言葉ハンドブック

こないだ初めてコーチングの授業を受けて新鮮だったのです。 そこで思い知ったことは、人をほめることの難しさ。 そしていざ褒めようとしてもそのバリエーションの何と少ないことか! こりゃいかん、と思ってほめ言葉ハンドブックを買ってみました。 ビジネ…

とりあえず名経営者と言われる人の持論を知りたくなる。 金井寿宏/リーダーシップ入門

リーダーシップ論などの人材系分野で第一線の先生による入門書。でも自分が苦手だからか、リーダーシップ系の本ってのはどうも肌に合わない。 まぁ、どこまで言っても扱っているのがふわっとしたものだし、 現実のケースが1つ1つ特殊すぎて、なかなか再現…

各章ばらばらだったのでインデックスを。 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学

アメリカのMBAで教科書として使われている激厚の一冊。 でも読んで損なし。 各章のまとめがバラバラになっているので、インデックスを作成。組織の経済学作者: ポール・ミルグロム,ジョン・ロバーツ,奥野正寛,伊藤秀史,今井晴雄,西村理,八木甫出版社/メーカ…

人事にまつわる一般的な考え方をさらっと学べる入門的教科書! 高木晴夫/人的資源マネジメント戦略

人材系の領域は幅広く自分で適宜自習していかないと薄っぺらい話だけで終わってしまう。 というわけで、読んでみた1冊なのだが、基本的にわかりやすい入門書といった感じ。 著者は慶應の教授でこの領域では有名な人。採用、評価、報酬、配置と移動、昇進、退…

ワークフローや組織のあり方、リーダーシップに関してまとめられた良書。 西堀栄三郎/創造力 自然と技術の視点から

西堀栄三郎って誰?って感じだったのだけど、 オススメに従い読んでみたら実に面白かった。戦後、統計的品質管理手法を日本に持ち込み、普及させた人物であり、 原子力研究にも関わった人だし、南極越冬隊の隊長を務めたり、 山岳協会の会長だったり・・・実…

「最強組織の法則」の増補改訂版! 部下を持つ立場なら必読。ピーター・M・センゲ/学習する組織−システム思考で未来を創造する

組織系の本では名著として知られる、センゲの「最強組織の法則」の増補改訂版。 出版社も変わり、とても読みやすい新訳に。 今買うなら絶対こっちでしょう。前のは、そもそも邦題が訳わからんよね。 原題は「FIFTH DISCIPLINE」なのになんで「最強組織の法則…

マネジメントと民主主義の決定的な矛盾から目を逸らしちゃいけない。 ジェームズ・フープス/経営理論 偽りの系譜

経営学と言うものを何となく学んではいるものの、当然そこには歴史がある。 でも、正直、経営学の歴史を意識したことはなかった。 本書はそんな経営学の歴史を辿りながら、経営学の理想と欺瞞を指摘していく。 テーマはとてもシンプルで、なんで過去のマネジ…

仕事だけの人生だと薄っぺらいな、ってのは確か。 吉越浩一郎/君はまだ残業しているのか

トリンプから残業をなくし、業績も19期連続増収増益に導いた吉越さんの本が文庫化。 たくさん働けば業績が伸びるのは当たり前。 いかに効率良く働いて業績も伸ばすか、が管理職の腕の見せ所だ、と。実践してきた人だから上っ面だけじゃないのが好感を持てる…

組織の設計がすべて、理論によって本質を理解し、一般的に応用する! ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第17章:経営・経済システムの進化

いよいよラスト。 企業の一連の行動が補完的である時、 一部の行動の効率性が高まると、他の行動も連鎖的に増進される。 この自己増殖的な変化は雪だるま式にトレンドとして持続し、 技術や組織を変革させる。結局こういう好循環を起こすと最強、ということ…

事業部制が優れた制度であることはわかったけど使いこなせていない企業も多い印象 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第16章:企業の境界と構造

16章は再び組織よりの話に。 企業の領域&境界(水平的、垂直的ともに)はどこまでなのか。 意思決定の権限と責任をどのように配分し、 コーディネーションと動機づけを行っていくのか?いよいよクライマックスへ。組織の経済学作者: ポール・ミルグロム,ジ…

読み物としては面白いけど、この章に関してはファイナンスの本読んだ方がいい ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第15章:金融構造、所有、コーポレート・コントロール

15章では古典的なファイナンス理論に 3つのアイデアを加えて理論の拡充を図った。 現実は古典的なファイナンス理論が言うほど単純じゃないということ。まず、経営者や貸手、株主はそれぞれ違う利害を持つ。 よって、金融構造はそうした利害の相違や経営陣の…

ファイナンスの考え方は面白いけど数式は苦手 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第14章:投資とファイナンスの古典的理論

14章からは企業と資本の提供者との関係の話に。 古典的なファイナンス理論を概観し、その主な結論を導出する。 この理論の中核は、・企業を投資が生み出す収益のフローとしてのみ捉える ・投資資金の調達方法は収益には影響しないという2つ。この章と次の章…

ある職制以上の立場には業績連動給が必要だと思った。 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第13章:経営者および管理者の報酬

13章は経営者の報酬がテーマ。 米国ではCEOの給与が急速に上昇してきた。 この話題が興味関心を引くのは、やっかみと好奇心が大半だろうが、 そもそも上級管理職の給与は、彼らに託された 会社運営についての動機づけになっているのだろうか??組織の経…

公平性なんて実に微妙で曖昧な言葉。人は妬み、ひがむ! ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第12章:報酬と動機づけ

これまで、いわゆる実力主義的な業績連動型の 給与体系がいかに困難なものかがわかった。 報酬は動機づけの要因として十分機能するが、 一方で使い方を間違えると意図せぬマイナス効果を及ぼしてしまう。 そこら辺を丁寧に整理していく章。組織の経済学作者:…

なんか、意外と終身雇用で年功序列ってよくできてるんじゃないの?と思ってきた。 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第11章:内部労働市場、職務配置、昇進

先進諸国ではほとんどの人が雇用主と長期の雇用関係にある。 現在の企業で昇進を重ねていくことを、労使双方が望んでいる。 そのような雇用関係の場合、企業の内部に労働市場があると考えられる。組織の経済学作者: ポール・ミルグロム,ジョン・ロバーツ,奥…

企業特殊的資本だけ伸ばしていると危険な気がしてきた! ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第10章:雇用政策と人的資源のマネジメント

いよいよ本題の人的資源の話題に。人的資源政策は経営者が直面する最も重要な課題。その分析アプローチは今まで同様、合理的で利己的な判断を前提とし、 取引費用に着目する。 資産効果は存在せず、価値最大化原理を適用する。 それらの前提は、かなり不完全…

所有とは残余利益をコントロールし、請求できること! ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第9章:所有と財産権

確固たる財産権に裏打ちされた所有制度は、 資産を創り上げ、維持し、向上を目指すインセンティブを 人々に与える上でもっとも普遍的かつ有効な制度。 この章は、資産効果の不存在を前提として、 価値最大化原理に基づいた分析をする。組織の経済学作者: ポ…

レント分配にかかわる決定はただ1度に限って行われる。 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第8章:レントと効率性

第8章は、今までのインセンティブの考え方だけで無く、 効率性賃金の考え方や、信用のメカニズムについて学ぶ。組織の経済学作者: ポール・ミルグロム,ジョン・ロバーツ,奥野正寛,伊藤秀史,今井晴雄,西村理,八木甫出版社/メーカー: NTT出版発売日: 1997/11メ…

報酬の決定は、責任範囲を決定し、 同時に与えられる権限の範囲を決定することにもなる。 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第7章:リスク・シェアリングとインセンティブ契約

7章はモラル・ハザードが存在する場合の効率的な インセンティブ契約の性質と形態に関して、一般原理を導き出す。 ものすごく細かい話になってきていて、ざっと流し読みしただけでは 全然理解できなくなってきた。 丁寧に読めば、なるほど納得なことを言って…

モラル・ハザードは必ずしもすべてが悪意に基づく行為ではない。 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第6章:モラル・ハザードと業績インセンティブ

決定的な情報を持っている人が、意思決定者と利害を異にするとき、 正しい情報が、完全かつ正確に報告されないかもしれない。 6章は、そんなモラル・ハザードの問題をがっつり扱う。 完全に個人的な勉強ノートになっているが、これは確かに名著だな。組織の…

結局、情報は正確に伝達されないから、そこに無駄なコストが発生する! ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第5章:限定合理性と私的情報

3章、4章ではコーディネーションの問題だった。 これは、誰が何をするべきか、どういう情報の流れで、だれが意思決定をするか、といった コミュニケーションシステムの編成だった。 5章からは動機づけに関しての話。 動機づけが必要な理由は、各個人の私的な…

経営者の仕事はコーディネーション。その第一歩は組織のデザインから。 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第4章:計画と行動のコーディネーション

専門化と分業が進んだ社会ではコーディネーションが必要となる。 価格はそれ自体がコーディネーション能力を持ち、有効な解決策として機能するが、 唯一の解決策という訳ではないし、万能でもない。 4章に入り、本書のテーマである「コーディネーションと動…

価格は人々を動機づける! ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第3章:コーディネーションと動機づけにおける価格の役割

価格とコーディネーション 3章では、市場が高度なコーディネーションをどのように 実現しているのかを説明する中心的経済モデル「新古典派市場モデル」を説明する。 経済は、消費者であり、資源の供給者である個人と生産単位(企業)によって構成されている…

組織の目標は、すべて利潤の最大化とは限らない。ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第2章:経済組織と効率性

2章からいきなり、話が小難しくなってきた気がする・・・ 本論に入る前の準備段階、一般的にこういう考え方があるよ、ということを つらつら解説されている感じだが、経済学の教科書にありがちな、 わざとわかりづらく言ってるんじゃないか、と思ってしまう…

インセンティブは個人の目的と組織の目的を調整する手段 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第1章:組織は重要か

名著と名高い『組織の経済学』に取り組むことにした。 私自身、現在の組織のあり方に対して、このままじゃいかん気がする、と思いながらも じゃあどうすりゃ良いんだ、ということに対しては明確な答えを持っていない。 (何となくのイメージはあるけれど・・…