学びや思いつきを記録する、超要約ノート

国内MBA2013年入学、2015年無事卒業!読んだ本、記事、などの読書ノート。 忘れないために超要約整理。そんな記録。

具体的かつビジネスに即した形でデータ分析を扱う入門書は貴重! 上田隆穂、田島博和、奥瀬喜之、斉藤嘉一/リテールデータ分析入門

やってる人はみんなやってる。 で、やってない人はまずやりたい。 そんなデータ分析がPOSなどを通じて集まる購買データ(=リテールデータ)分析だろう。本書はリテールデータの分析に特化した入門書。 こういう目的でこういう分析をしてみよう、みたいなの…

最新の事例や研究成果が盛り込まれている決定版の教科書。 マイケル・R・ソロモン/ソロモン 消費者行動論 中

この上中下巻は、1冊の分厚い教科書を3分冊にしたもの。 従って、ページ数の表記は上巻から続いている。うまいこと日本の最新事例を盛り込んでいるのが本書の特徴で、 読み物としても面白い本に仕上がってる。ソロモン 消費者行動論 [中]作者: 松井剛,大竹…

自己啓発書とは何なのか、そこから炙り出される社会の側面とは、今年一番の面白さだった!! 牧野智和/日常に進入する自己啓発:生き方・手帳術・片づけ

今年読んだ本の中で、今のところベストなんじゃないかというくらい面白かった。 今や書籍の一大ジャンルになっている自己啓発本。 その自己啓発本の歴史を紐解き、分類していきながら、 どのような主張がなされてきたか、それがどのように受容されてきたかを…

必要以上に群れる必要は無い。一人でいられる強さみたいなものは大切。 山田玲司/非属の才能

非属の才能とはどこにも属さず、迎合しない才能のこと。 同調圧力が強く、空気の読み合いがコミュニケーションになっている 現代においては、なかなか育ちにくく、生き辛い才能だと言える。というか、普通に生きてると才能つぶされやすい環境が蔓延している…

調査時に発生するバイアスとか理解してないと、定量調査は誤解を生む! 辻中俊樹、櫻井光行/マーケティングの嘘 団塊シニアと子育てママの真実

「団塊シニアと子育てママの真実」というサブタイトルにある通り、 その2つのセグメントを調査した結果わかった面白い事例を示しつつ、 定量調査の難しさとか、実態を把握することの難しさを示す本。たぶん、両方のセグメントに関して、当事者だったり、 身…

国家権力による不当な圧力に最後まで屈しなかった男の記録。 高杉良/不撓不屈

飯塚毅という実在した税理士の半生を描くノンフィクション小説。 その半生は、国家権力から目を付けられ、不当な調査、弾圧を受けた戦いの歴史でもある。そして、この人は税理士の歴史を切り開いてきた人でもあるのだな。読んでみるとしみじみ思うが、昔の人…

データ分析の前にデータベースについて最低限の知識は持っておこうと思って。 ミック、木村明治/おうちで学べるデータベースの基本

大学院も無事卒業したので仕事にフルスロットル。 ただ、卒業しても学び続けることはやめないようにしなければ、 というわけで、実務でも興味があるデータ分析とかの勉強を続けていきたい。で、最初に手に取ったのがこの本。 分析の前に、まずデータベースに…

消費者行動論の教科書。事例が新しくて読み物としても楽しい! マイケル・R・ソロモン/ソロモン 消費者行動論 上

消費者行動論の世界的権威によるテキスト。 3分冊になっていて、その上巻がこれ。 平易な文章で書かれていて、事例も豊富なので楽しく読める。ソロモン 消費者行動論 [上]作者: 松井剛,大竹光寿,北村真琴,鈴木智子,西川英彦,朴宰佑,水越康介出版社/メーカー:…

意外とハズレだったのは期待値が高かったからかもしれないけれど。 ジョン・ブルックス/人と企業はどこで間違えるのか?

バフェットがゲイツに贈った本、という帯に釣られて読みました。 これはあくまでも個人的な感想だけど、正直あんまり面白くない。 期待値があがりすぎていたからかもしれんけど。失敗から多くのことを学べるはずなのだけど、 どのエピソードもいまいちピリっ…

スポーツに興味が無くても学びが多い、プロフェッショナリズムの本。 二宮清純/勝者の思考法

二宮清純の文章をちゃんと読むのは初めて。 もともと、スポーツもさして興味がなく・・・それでも、この本はおもしろかった。日本人はスポーツにおいて、なぜ負けた、なぜ勝った、の分析がないって話。 スポーツ以外にも通じる、プロとしての考え方の本とし…

公開されている財務諸表から見えてくるものはたくさんある。 西山茂/企業分析シナリオ

企業の財務分析のハウツーを解説した本。 財務比率分析とか、基本的なことを解説してくれているのだけど、 こう言うのは実際に自分で手を動かしてやってみるのが一番。 あくまでも副読本、というかおまけとして読んでみるのがいいかも。企業分析シナリオ (BE…

サンクコストに縛られた人生を知らずに生きていないか?と考えさせられた。 岸見 一郎・古賀 史健/嫌われる勇気

欧米ではフロイト、ユング、と並ぶ偉大な心理学者として著名なアドラー。 日本だと正直そこまでの知名度は無いと思うのだけれど、 このアドラー心理学の肝をわかりやすく解説した本。 それも哲学者と若者の対話として構成されているので、とても読みやすい。…

ベンチャー投資は正規分布じゃないんだよ! ピーター・ティール/ゼロ・トゥ・ワン

PayPalマフィアってのは、PayPal創設時のメンバーで、 その後独立した起業家たちのこと。 で、著者のピーター・ティールはそういったPayPalマフィアのドンと言われている。で、そこらへんの話はよくできたまとめサイトがあったので、 その辺を見ていただけれ…

そこまでゲーム理論バリバリの本ではないけれど今読んでも発見がある本。アダム・ブランデンバーガー、バリー・ネイルバフ/ゲーム理論で勝つ経営

ちょっと古いのだけど、タイトルにはちょっと語弊があって、 ゲーム理論ばりばりの本ではない。他社の役割は、競合の部分もあるかもしれないが、 補完的なプレイヤーとしての存在価値もあるかもしれない、といった 複数の役割がある、という視点をもたないと…

自分の組織をどんな組織にしたいのか、ってことを考えてる人は一度読んでみたほうが良い。 エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ/How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント

Googleの企業文化や、働くことに関する考え方をまとめた1冊。 実際のところは色々あるのかもしれないけど、 それでもなおこの会社はとても面白く、魅力的な企業に思える。 オフィスも楽しいしね、やりたいことが合致したら超面白いんじゃないかしら、と思っ…

この分野が苦手な人は、勉強する前にやる準備運動みたいな使い方が良いのでは? 佐伯良隆/知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる!

財務会計、財務分析、ファイナンス、とか MBAとしては基礎科目なのだけど、 自分の業界や仕事とはまったくもって縁遠いものだから、ちょっと大変。だからといって、まったく触れずに卒業するのもあり得ないから さて、どうしたもんかな、ってなる。 そんなと…

出版業界のキーパーソン、紀伊国屋書店社長が語る! 高井昌史/本の力

紀伊国屋書店の社長、高井氏の本。彼のキャリアや、今の出版業界に対する提言など。 まぁポジショントークの類は置いといて、 紀伊国屋の話や図書館業界の話は面白かった。本の力作者: 高井昌史出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2014/11/21メディア: 単行…

世界のMBAにおいて、ミクロ経済学は必修科目 N・グレゴリー・マンキュー/マンキュー経済学 ミクロ編

学部時代マクロより、ミクロの方が好きだった記憶はある。 でもミクロの授業がどんなだったか、教授が誰だったかも思い出せない。 そんな状態だったけれど、改めて読んでみると普通に知ってた。 人の記憶というものはとても不思議。 忘れたように思っても、…

ブルー・オーシャンって言葉が一人歩きしてるから、一度読んでみた方が良い。 W・チャン・キム、レネ・モボルニュ/ブルー・オーシャン戦略

INSEAD(欧州経営大学院)の2人の教授が生んだ話題作。 経営学って北米が多いので、ヨーロッパってだけでもちょっと新鮮。で、この本は結構売れたらしいし、Amazonのマーケット・プレースでも あまり値崩れしていない。そして、結構取り上げられているケース…

願わくば、応用編が読みたい。 坂本雅志/CRMの基本

著者は自分でコンサル会社やりつつ、青学の講師も勤めているとのこと。 本書の内容は、書名の通りCRMの基本を解説したもの。まぁでも基本は大切なので読んでみた。この1冊ですべてわかる CRMの基本作者: 坂本雅志出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 201…

MBAのケースで必ず学ぶサウスウェスト航空のお話! ケビン・フライバーグ、ジャッキー・フライバーグ/破天荒!

サウスウェスト航空はMBAの授業で必ずと言っていいほど取り上げられる企業。 正確な発着時間、コストダウン、機体の稼働率を上げるための着陸、離陸間の時間短縮、 それを可能にする機体の統一、などなどなど。 ありとあらゆる工夫が相互に影響しあって、こ…

西洋の哲学、思想史を概観できる良書。子供向けの本だと思ったら大間違いだった! ヨースタイン・ゴルデル/ソフィーの世界

ビジネススクールの教授がお勧め本に上げていて、 そういえば昔話題になったけど読んでなかったなぁ、と思い気分転換に手にとって見たものの・・・ ちょっと舐めてました。 想像以上に濃密で、西洋の哲学、思想史を概観する物語は超濃密。 気分転換どころか…

色々な企業の成功事例が詰まった、アイデアの宝箱のような本 三谷宏治/ビジネスモデル全史

もはやビジネス書のヒットメーカーになりつつある三谷さんの新作。 昨年の経営戦略全史に続き、今度はビジネスモデルの歴史を概観する。その業界、その企業、その競争状況、などいろいろなものが絡み合って成功しているわけで、 単純にうまくいってる会社の…

データマイニングのイメージがつかみたい人にはお勧めできる超入門書。 岡島裕史/数式を使わないデータマイニング入門

データマイニングって何じゃらほいって話をわかりやすく説明してくれる超入門書。 具体的なイメージがわいていない人向けで、 既に少しでもかじったことあるなら、本書は不要かもしれない。でも、どういうことやるのか具体的なイメージがわいてない、って人…

世界はぜんぜんフラットじゃない! 天才学者の代表作。 パンカジ・ゲマワット/コークの味は国ごとに違うべきか

天才学者の代表作。 本書の原題は『グローバル戦略の再定義』、 親しみやすいようにタイトル変えたんだと思うのだけど 果たして成功だったのかは微妙・・・。コークの味は国ごとに違うべきか作者: パンカジ・ゲマワット出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 200…

金が金を生む、その力は想像以上に強大。 トマ・ピケティ/21世紀の資本

話題のピケティさん、お勉強だと思って読んでみた。 確かにちょっとひるむ分厚さだけど、意外とさくさく読める。言ってることはとてもシンプルなことなんだと思う。 資本収益率の方が生産(所得)成長率を上回るから、格差は拡大していく。要するに資産を持…

因果関係を考えるということはどういうことなのかを丁寧に教えてくれる名著 久米郁男/原因を推論する 政治分析方法論のすすめ

社会科学において、原因を推論するとはどういうことなのか。 化学と違って、実験して定量的にどうこう言うような話じゃない訳だ。仮説構築でも仮説検証でも、因果関係をどのように思考し、 記述していくのかということが丁寧に書かれた本。 著者は政治学者な…

極限状態におけるリーダーシップ。アルフレッド・ランシング/エンデュアランス号漂流

南極大陸横断に挑むも流氷に阻まれ漂流、そこからの奇跡の生還。 極限状態過ぎて、この状況に置かれたら自分は間違いなく死ぬと思う。南極大陸横断は失敗に終わったものの、それを上回る偉業なんじゃないか。 リーダーシップとは何か、といった視点でお勧め…

経営に必勝法は無い、でも踏んじゃいけない地雷は避けられる! 菅野寛/経営の失敗学

元ボストンコンサルティング、一橋ICSの教授、という経歴。 著作は非常に少ないのだけど、とにかくハズレなしなので、 もっと、色々な本を書いてほしい。そして、これは最近出た新刊。経営に必勝法は無い、だからこそっていうスタンスのお話。 結局、ビジネ…

結構昔の本だけど、今に通じる部分も多いし、これからどうしていくべきなのかを考えるきっかけにもなる。国領二郎/オープン・アーキテクチャ戦略

国領さんは慶應の教授ですけど、プロフィール見たら電電公社で働いてたことあるのね。 実務家出身なんだと思ってちょっとびっくり。 ガチガチの学者っぽい雰囲気だったので・・・ この本の奥付の日付は1999年、今とは家庭のネット環境も全然違う。 でも日本…