ビジネス書大好きMBAホルダーが教える私の学びシェア

本を読んでそこから新しい知識を得たり、学んだりすることが大好き。学びたい、成長したいという意欲のあるビジネスマンの皆さん、一緒に成長しましょう。

このフレームワークでブレストしたらきっと面白い。アレックス・オスターワルダー, イヴ・ピニュール/Business Model Generation

ビジネスモデルを考える、分析する際のフレームワークを紹介。
実際そのフレームワークに当てはめて実際の事業を解説してくれるので、
フレームワーク自体のイメージもつきやすい。すごくおすすめ。

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

代表的な5つのモデル

1.アンバンドル・ビジネスモデル
インフラ管理、製品イノベーション、CRMなどの複数の要素を、
それぞれバラバラに(アンバンドル)して、それぞれに特化するモデル。
携帯電話会社やプライベートバンクなど。

2.ロングテール
言わずと知れたロングテールモデル。ニッチで少量も集まればでかいというモデル。
アマゾンの本の売れ方なんか典型。

3.マルチサイドプラットフォーム
複数の顧客セグメント間のプラットフォームを運営することで、
新しい収益が得られる。雑誌はこのモデル。
クライアントと読者の間のプラットフォーム運営と位置づけられる。
残念ながら、破綻してるけどね。

4.ビジネスモデルとしてのフリー戦略
無償もしくは低価格での提供によるユーザー数の最大化。
イニシャルコストを低くし、ランニングコストで稼ぐモデルもこれに含まれる。
ジレットのカミソリとか、プリンターとインクとか。

5.オープンビジネスモデル
内部の研究開発リソースと活動は、外部パートナーを
利用することでさらに活用される。
P&Gは研究開発用の課題を公開し、解決すると懸賞金、みたいなことをやってる。

最初のアイデアに飛びつくな!

本書の中でも何度か言われていること。
最初のアイデアにとらわれすぎないこと!!