決算書の基本であるBS、PL、CSが読めるようになる!
と言うふれこみの1冊。
財務会計の授業の一助として読んでみた。
まぁまぁ、わかりやすいけど、会計がわかるようにはならない気がする。
自分のような初学者にとって、復習、あるいは理解の一助には丁度良いのかもしれない。
決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)
- 作者: 國貞克則
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2007/05/11
- メディア: 新書
- 購入: 35人 クリック: 325回
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つながりを理解する
たしかに、BS、PL、CSのつながりを意識することで、
3表が連動していることはなんとなくわかる。
1つ1つの取引例を使いながら、この取引をBSに反映するとどうなる?
と言う視点で追いかけていくやりかたは確かにわかりやすいのかも。
とはいえ、新書レベル
理解の一助にはなるがこれで財務諸表が読めるようになるとは思えない。
BSやPL、CSを複数比較して、なんとなく気づきがあるかな、くらいの話じゃないだろうか??
理解の最短ルートは結局、仕分けと試算表な気がする
授業で自ら仕訳し、合計残高試算表を作り、
そこからBSとPLを作る作業をやってみたが、これが一番理解が早い。
個々の取引が仕訳として整理されること、
仕訳の合計値が残高試算表になること、
後は勘定科目ごとに分ければ、BSとPLができてしまうこと。
BSにどう反映されるか、とかPLにどう反映されるかの手前の処理を知らないと
かえってわかりづらいような気もする。
それらを理解した上で本書に向き合うとよりイメージしやすくなるんじゃなかろうか。
そもそも財務諸表を理解できるようになるのは大変
結局財務諸表には会計的な取引しか記載されないので、
実態把握にはこれだけでは足りないらしい。
決算発表時の注記が合わせて読めるようになるか、が大切らしいが、
そこら辺の理解はまだ全然できていないので引き続き学んでいきたい。
独学用に何か良い本ないかな、と物色中。
決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)
- 作者: 國貞克則
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
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