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鷲津が帰ってきた! しかもテーマはリーマン・ショック!! 真山仁/グリード

「ハゲタカ」との出会いはドラマだった。
自分の仕事している業界はビジネスの理屈とは無縁の業界だし、
ビジネススクールに行こうなんて、微塵も思っていなかった時。
ビジネスにおける緊張感って何よりも楽しく、
そこにはもの凄いゲーム性がある。
きっとそこをうまく表現できているのがこのシリーズなんだろうな。

グリード 上

グリード 上

グリード 下

グリード 下

舞台はアメリカ

舞台はリーマン・ショック直前のアメリカ。
世界金融危機へと向かう中、鷲津が活躍するお話。
虚実の混ざり具合が絶妙で、こういうのも該当テーマについて
多少知ってるか知らないかで随分印象が変わるものなんだろうなぁ、と感じた。
 
たまたま最近『リーマン・ショック・コンフィデンシャル』や
『ポールソン回顧録』を読んでいたので、その辺の予備知識が
あったお陰で楽しめた所もあったかも。

リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) 追いつめられた金融エリートたち

リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) 追いつめられた金融エリートたち

リーマン・ショック・コンフィデンシャル(下) 倒れゆくウォール街の巨人

リーマン・ショック・コンフィデンシャル(下) 倒れゆくウォール街の巨人

ポールソン回顧録

ポールソン回顧録

事実は小説よりも奇なりとはよく言ったもので、
金融危機の裏側は本当にドラマがあって面白い。
ハゲタカ好きの人は是非そちらもオススメ。

エジソン

今回は発明王トーマス・エジソンがちょろっと
絡んでくるのだけど、「天才とは1%の閃きと、99%の努力」って言葉が、
誤解されてるって言うエピソードが一番面白かった。
一般的にはだから努力は大切だ、という解釈だけど、
そうじゃなくて、閃きのない努力はクソだっていうお話。

確かに努力の価値を盲目的に信じちゃいかんよな。
ただ努力を無駄にするか、価値を出すかは自分次第なので、
無駄な努力にならないような努力の軌道修正を常に意識してないと
ダメかも、と思ったのでした。

グリード 上

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グリード 下

グリード 下