あんまりこの人のこと詳しく知らなかったんだけど、
いわゆるアルファブロガーです。
読書家はすべからく尊敬するし、言ってることにも激しく共感。
とにかくこの人読むのが早いみたいで、2時間くらいで20冊くらい読んじゃうらしい。
そういわれると、もうなんか速読術とか身につけたくなる。
今の感じじゃ週2、3冊が限度だから・・・
結構苦労されてるみたいだけど、子供の頃から読みまくってたみたい。
で、本読みの本は本読まない人にはきっと届かないんだろうなぁ。
本読まない人とかビジネス書しか読まないみたいな狭い人とかが読むといいと思うのだけど。
本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする?読自?の技術
- 作者: 小飼弾
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/02/20
- メディア: 単行本
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貧しい読書
しかしこういう人たちが、ビジネス書以外の本を読むかというと、あまり読まない人が多いのが残念です。仕事が忙しいというのがいちばんの理由でしょうが、話を聞くと「小説などのフィクションを読んでもそのまま自分の利益にならないから」という理由で、他の本を一切読まない人が多いようです。
これは貧しい。何か貧しいといって、何が自分の利益になるのかということを、自分は全部知ったつもりでいるというのが貧しい。
P.29 - P.30
こういう人いっぱいいる。まぁ、読んでるだけマシなのかもしれないけど。
ビジネススクールの生徒でさえ、全然本読まない猿みたいな人たくさんいる。
そもそも基本的に対価と言うか見返りを求めまくる時点で小さい。
どうでもいいけど、村上春樹が好きだって言う人の大半は、
村上春樹くらいしか読んだこと無いアホが多い。
ビジネス書しか読まないやつとの共通点は、もっと色々読んでみようよ、ってこと。
まぁ自分はこう言うジャンルしか読まないとかって区切る人はもったいない。
まぁ、そういうのは対して本が好きな訳じゃないんだろうな。
「せっかく本を読むのだから、読んで得たものを自分の成長としてアウトプットできるようになりたい」という言葉をよく耳にします。こういう人は、本を読むことで得られる実利を過剰に意識しています。1500円の本を買ったのだから、せめて2000円分はいい思いをしたい、というように。しかし皮肉なことに、読書という行為に損得の概念を持ち込む人は、実はあまり得をしていません。
P.69
安い損得勘定を持ち込むと人間が小さくなるから気をつけよう。
本は安い
今、本を読まない人に理由を尋ねると、「本代がない」「本は高い」という人が多いのですが、「本ほど安いものはない」というのが僕の持論です。
P.92
これも全く同意。
一冊書き上げる苦労を思えば、こんなに安くていいのかってくらい。
まぁでもそういうことを読まない人に言ってもわからないんだろうなぁ。
そういう点で、やっぱりこういう本好きが書いた読書本は、読むべき人の手元には届かない運命。
実体のないもの
リアルに、ほしいものを手にするということは、それが固有名詞になるということです。
P.171
他人の目を気にせず、固有名詞で生きろ、という話。
一般名詞に振り回されるな、と。
まぁ、同調圧力に屈するな、と。
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