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ワークフローをプログラマー的な視点で見るといいかも? 清水亮/最速の仕事術はプログラマーが知っている

まぁタイトル通りのお仕事術の本。
効率化のためのTips集でもあるのだけど、
どこに注目して工程の無駄を省くか、という考え方の本でもある。

別段ものすごく目新しいことが書いてあるわけではないと思うけれど、
ワークフローの無駄に眼を光らせ、合理的な解決策を導き出す、
この思考回路がプログラマーとしての思考と親和性が高いってのはよくわかった。

まぁ頭の良い理系って文系的なバランスがとても良い印象。
賢い人は文理の壁を越えるんだな。

中途半端が一番良くない・・・。

最速の仕事術はプログラマーが知っている

最速の仕事術はプログラマーが知っている

最速の仕事術はプログラマーが知っている

最速の仕事術はプログラマーが知っている

ネットの情報は価値なし

便利になったけど、そこに公開されている情報は誰でもアクセスできるものだから
本質的に差別化要因にならないって話。

「重要な情報」とは、競争相手に勝つためのヒントになるとか、その情報自体が大きな資産価値を持つ、というものだとここでは定義する。
とすると、当然ながらすべての人々に無償で提供されている情報に重要な価値があるわけがない。
例えばWikipedia は非常に有用ではあるが、Wikipedia に書かれた記事から利益を生むような価値を生み出すことはとても困難である。
このとき、Wikipedia の情報は有用ではあるが重要ではない、と定義することにしよう。
ということは、本質的に重要な情報はWebで検索できないのである。
重要な情報というのは格差の中にあるわけだから。
「みんなが知ってて当たり前」の事実だけをもとに価値のある情報を選びとるのはとても困難だ。
P.83

この話って以前読んだ内田和成『プロの知的生産術』でも言ってたことだな。

digima.hatenablog.jp


サイトのアーカイブ

これは、メモ。面白そう。

「この企業のかつてのWebサイトはどのようなデザインだったか」という、時系列の変化を追いたい場合は「Internet Archive: Wayback machine (http://archive.org/web/)」が有効である。
このサイトは過去の4600 億以上のWebサイトをそのまま保管しており、有名なサイトなら過去の任意の時点のページを参照することができる。
いわばインターネット全体の歴史が保管されている。
P.86

クリエイティビティは移動距離に比例する

そうなんだ、初めて聞いたよ・・・
まぁ、ゲーム業界じゃないから仕方ないのかもしれんけど。

ゲーム業界では古くから「クリエイティビティは移動距離に比例する」と言われている。
しかもできるだけ低い位置の移動がいい。
低い位置、というのは、つまり飛行機よりも電車、電車よりも自動車、自動車よりも自転車、自転車より……も徒歩ということだ。
P.95

経営者は本質的にニート

たしかに、字義にもかなってるし、
経営者は働いたら(自分の手を動かしたら)負け、なのは確か。

私はよく、自分の職業を聞かれた際、「ニートです」と答える。
なぜか?NEETとは、Not in Education, Employment or Training の略だからである。
私は誰かに雇用されている(Employment)わけではないし、教育を受けている(Education) わけでも、訓練中(Training) でもない。
つまり経営者は本質的にNEETなのだ。
NEETといえば、「働いたら負け」である。
P.150


最速の仕事術はプログラマーが知っている

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