学びや思いつきを記録する、超要約まとめノート

国内MBA2013年入学、2015年無事卒業!読んだ本、記事、などの読書ノート。 忘れないために超要約整理。そんな記録。

「ゲームの文脈における発想の進化の道のり」の歴史。 多根清史/教養としてのゲーム史

教養としてのゲーム史ですぞ。
そう、もはやゲームについて最低限の歴史を押さえておくのは教養なのです。

ゲーム史といっても網羅的な通史ではなく、
「ゲームの文脈における発想の進化の道のり」の歴史。

新書なので画面イメージが乏しいのが残念ではあるのだけど、
単なる通史ではない切り口を持った歴史は懐かしいだけで終わらない価値を出せてる。

教養としてのゲーム史 (ちくま新書)

教養としてのゲーム史 (ちくま新書)

そもそもゲームに関して

優秀なビジネスマンの皆さん、ゲームしてますか。
任天堂switchは買いましたか?
ゼルダやりましたか?僕はまだできてません。。。

でも Nintendo Laboは買って、子供が夢中になってます。
まぁそんな事はさておき、ゲームやらない人って鈍臭い人多いよねって話が
友人と話していたら出てきて、確かにねーと思ってしまったのです。

確かに、段取り、効率、発想、いくつかの面でゲームは確実に脳を鍛えてくれる気がする。

というわけで、もっとゲーム好きだって公言するエリートビジネスマンが現れてもいいと思うんだよね。
マンガは随分と解禁されてきた気がするけど、ゲームはまだ表舞台で語られない。

勝間和代さんなんかはゲーム肯定派としてポジティブな主張をしているイメージ。

blogos.com

そして私も勝間さんの主張に全面的に賛成!

歴史において何が画期的なのかを語ることの面白さ

レガシーなゲームももちろんたくさん紹介されている。
インベーダーゲームとかパックマンとか。

裏話的なところで面白かったのはインベーダーが全員揃ってる序盤はゆっくりだけど、
数が減ってくるにつけ早くなったのは演出というよりもマシンスペック的な側面が大きかったって話。
でもそれが結果オーライな演出なわけだよね。
昔のゲームって容量や処理能力という制約の中で知恵を絞っているから、
そこにはとてもピュアな人の創意工夫が詰まってる。

スタート直後にインベーダー軍団が一匹もかけていない状態では、描き込むドットの数が多い分だけシステムの負担も大きく、動作も重い。が、インベーダーが倒されて数が減ると、処理能力にも余裕が生じて、移動スピードや攻撃も速くなる。ハードの弱点となるはずの特性が、逆に展開にスリリングな緩急を与えたのである。
P.28

創意工夫の純度が高いんだよね、今は別にそういう制約がシビアじゃないから
作るときの頭の使い方が違う気がする。
それでも任天堂は常に原点回帰の気持ちで頭使ってるイメージだけど。

そして、パックマンの革新性がとてもわかりやすく書かれていたのが個人的にはとても印象に残った。
ただのゲームとしてではなくて、構造的な革新性とかを整理できるかは、対象が何であれ重要なこと。
こういう視点で見られるかどうか、できない人は何に対してもできない。

パックマンって漠然と敵を食べるイメージだったけど、あれはあくまでも「パワーエサ」を入手すると発動するモード。
それまでは敵から逃げるゲームなんだけど、アイテム入手を機に追いかけるゲームへ転換する。

「パワーエサ」はただの量的な「パワーアップ」とはわけが違う。敵を撃ち落とすシューティングにおける「パワーアップ」は、単発だった射撃が二連装に、弾丸が貫通力のあるレーザーとなって単位時間あたりに倒せる敵の数が増えるーーと「量的」な変化にとどまる。使用前・使用後で「撃つゲーム」という本質は揺るぎもしない。
だが、パワーエサを食べる前は「追いかけられる」ゲームだったのが、使用後は「追いかける」ゲームに転じている。
P.47-P.48

そして本書を読んでいたら、無性に昔のゲームがやりたくなってしまって、
とりあえずニンテンドークラシックミニが欲しくなった。

それぞれファミコンスーファミのミニチュアサイズの筐体で、代表的なソフトが数十本内臓。
HDMI端子でテレビにつなぐだけで遊べるという代物。
ファミコン版はあっという間に売り切れたけど、2018年再生産の予定との噂。
ただ、コントローラーもミニチュア化されてしまったため捜査はしづらいという難点があるのがファミコン版。
ここが改良されたバージョンが出ることを期待してファミコン版は様子を見ている。

スーファミ版はコントローラーだけは原寸大で製作してるので問題ないらしく、
迷わず購入してしまった。子供達と一緒にレトロゲームに興じてみるのも面白そう。

ゲームの歴史

他にもゲームの歴史的な本、
読んでない本多数だけど、かなり出始めていて気になってる。

家庭用ゲーム機コンプリート ガイド

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現代ゲーム全史 文明の遊戯史観から

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任天堂コンプリートガイド -玩具編-

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僕たちのゲーム史 (星海社新書)

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教養としてのゲーム史 (ちくま新書)

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