メモ嫌いだったんです。
外部記憶装置のようにメモとって、ほとんどのこと忘れて、
とったメモも見返すこともないようなそういうメモの取り方なんてホントバカバカしいと思っていたから。
そんな人たちがメモとってる間に本気で理解し、頭の中に入れる方がなんぼか重要だろう、と。
だから結構本気でメモ取らない意志を持ってたんだよね。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
- 作者: 前田裕二
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/12/24
- メディア: 単行本
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でも、この本読んだら、こういうメモならありだわって思った。
結局前田さんのメモはメモを超えている。
外部記憶装置的なメモなんていうことではなくて、
ファクトから抽象化して抽象化された概念をどう転用してアクションに落とすか。
ファクトからアイデアを創造する工程を彼はメモと言っている。
これはもうメモじゃないよね。
自分の中でもそれってこういうこと?じゃあこうできる?っていう風に、
まさに抽象化と転用を考える思考回路は実装されてる気がする。
そして、それを高速、高頻度でこなす装置として、
習慣づけの手法としてメモを活用しているんだよなぁってのがすごい腑に落ちた。
結局、息をするように思考する、そのためのメモなんだよ。
あー、面白かった。
抽象化と転用をもっともっと高頻度で高速にやろうと思いました。
きっとそれが構造化し、言語化する力になる。
非常に理にかなっているんだよね、すごい。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
- 作者: 前田裕二
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- 発売日: 2018/12/24
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