2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ノーベル物理学賞を受賞した学者の自伝なのだけど、とにかく愉快。 彼自身の自由奔放さと、素直さが読んでいて楽しい。HONZを主宰している成毛真さんが、その著作の中でおすすめしていた本でもある。面白い本 (岩波新書)作者: 成毛眞出版社/メーカー: 岩…
人文書の取次、鈴木書店の倒産の裏側を当時の取締役仕入部長が語る。 インタビュアーは小田光雄。こういった記録が残されることはとても貴重。鈴木書店の成長と衰退 (出版人に聞く)作者: 小泉孝一出版社/メーカー: 論創社発売日: 2014/10メディア: 単行本こ…
理論だけ知っていても役に立たない。 ビジネスの現場でそれを活用して闘うことができるのか。 頭でっかちなMBAほど使い物にならない人材はいない。本書は著者の実体験を下に、どのように実践して行ったのかが辿れる物語。 いつの時代も「優れた戦略」は「優…
著者は16年かけてエアバッグの実用化を実現した元HONDAの技術者。 HONDAでの体験からイノベーションとは何なのかを語る。 今の経営者はイノベーションがどういうものかまるでわかっていない、というのは著者の言だが、 本当に1つ1つの考え方に説得力がある。…
どちらかと言うと大学生向けくらいのレベルでの入門書。 Tableauから金貰ってるんじゃないかってくらいの作りなのだけど、 まぁ、実際Tableauは良いBIツールなので、そこは目をつぶろう。データ分析を企業の業績向上に活かす、これをすごく一般的かつ身近な…
あんまりこの人のこと詳しく知らなかったんだけど、 いわゆるアルファブロガーです。 読書家はすべからく尊敬するし、言ってることにも激しく共感。とにかくこの人読むのが早いみたいで、2時間くらいで20冊くらい読んじゃうらしい。 そういわれると、もうな…
世界の経営学のトレンドが定量データを使った、統計的な解析にシフトする中、 事例研究の価値とその手法をまとめた良書。世界のトレンドが移ってるんだよ、日本遅れてるぜ!みたいな話をば~んとぶち上げたのが、 入山章栄氏のベストセラー「世界の経営学者…
守り人シリーズや獣の奏者など超良質な物語を紡ぐ著者の最新作。 執筆依頼から数えると10年がかりで書き上げたらしい。 物語を紡ぐということは本当に大変なことよ、と思いつつ、 そういったものが読めることに感謝しなければ。鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐…
流通に関する入門書。 入門用なのでかなり平易にまとめてくれており、 要するに流通とはどういうもので、どういった変化が起きたのか、 という概要が把握できる。「理論」はほとんど出てこないが、巻末におすすめの文献リストを付してくれているので、 ここ…