2019-01-01から1年間の記事一覧
この本が評判いいのは知っていたけれど、 この著者、財政破綻したギリシャの元財務大臣なのね。あの難局をハードネゴシエーションして乗り切った人が 娘に語る経済の話って思うと俄然興味が出てきた。父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかり…
読むまではデジタル世界の、後?ってどういうことだろう。 なんかこんなにすごい未来が来るよ、ハッピーよ、みたいな話なのか、 一体何なのか、と思って様子見してた。で読んでみたらなるほど納得。さっさと読めばよかったよ。 ビジネス書の中では今年3本の…
イギリスの最低賃金労働の現場に著者自ら潜入し、 その実体験を綴った潜入ノンフィクション。タイトルが扇情的だけど、アマゾン、ウーバーのほかに、 訪問介護、コールセンターでも労働している。帯に「労働市場の規制緩和や移民政策で先を行くイギリス社会…
ローランドベルガーのパートナーが著者。 というわけで、アパレル業界のファクトが色々書かれていてとっても便利な本。 マクロな市場規模推移とか目先の仕事に追われていると意識しないで日々過ごしちゃうけど、 マクロの変化を意識するのとか大事よね。そし…
ビジネス上の必須スキルだと思うのだが、 では一体どうすればよいのかと思ってる人も多そう。 それが、「数字で話すこと」なんじゃないか。本書はそれをとても分かりやすく、平易に書いてくれている入門書。 改めてなるほどこういってあげるとわかりやすいな…
小売りの進化の最前線を走っているのはシリコンバレーではなく中国。 で、その事例を多数紹介してくれているのが本書。事例でわかる 新・小売革命 中国発ニューリテールとは?作者: 劉潤出版社/メーカー: CCCメディアハウス発売日: 2019/03/15メディア: 単行…
SNSを効果的に活用している森美術館の事例、ノウハウをまとめた1冊。 そもそもなんで森美術館?と思うかもしれないけれど、 2018年の美術展来場者数1位と2位は両方とも森美術館の展覧会。 そのプロモーションで効果的に活用されていたのがSNSというわけです…
個人はカジノに勝てるか、この命題は長らくカジノには勝てないと言うことが証明されていた。 一定の確率で勝負がつくゲームにおいては資金力の差が勝敗を決することが証明されていたからだ。ところが、著者はそのセオリーに真っ向勝負を挑む。 例えばブラッ…
著者は駒澤大学の准教授、硬いタイトルと分厚さに躊躇う人が多そうだけど、 予想に反して内容はとても読みやすく平易に書いてくれている。AI全般のお話とそれが新たな産業革命に繋がると言う見立て。 そして中国経済の爆発的な成長が実現するのではないか、…
世の中には知ってるつもりでいて実は知らないことのなんと多いことか。 自分がいかに知らないかを知ることは、人生においてもとても大切な気がするし、 一度それに気がつくと、好奇心に火がついてしまったりもする。実は知らない、やったことない、わかって…
行動経済学が好きだ。 人間の矛盾や錯覚、非合理性の事例がこれでもかと出されていて、 合理的な人間像を覆してくれるから。あるいは思わぬ合理性に気づかせてくれるから。 愛と怒りの行動経済学:賢い人は感情で決める作者: エヤル・ヴィンター,青木創出版社…
落合陽一、清水高志、上妻世海、三人の鼎談。 フランクな対話の中で、落合陽一が何をどうやって脱近代しようとしているのか、 彼の関心領域とか、何をしようとしているのかが語られている。脱近代宣言作者: 落合陽一,清水高志,上妻世海出版社/メーカー: 水声…
twitterでなんとなく話題になっているなぁくらいの気になり方だったのだけど、 読んでみようと思って読んでみたら、しょぼい喫茶店ができるまでと、できてからの 試行錯誤が素直に綴られたドキュメンタリーだった。しょぼい喫茶店の本作者: 池田達也出版社/…
ゆうこすのSNS虎の巻。ゆうこすはとても頭がいい。 とても戦略的にSNSを使っている。 そう言うことがよくわかる本。共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る作者: ゆうこす出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2019/05/31メディア: 単行本この商品を含むブログを見るタ…
プロゲーマーと言うと梅原大吾のイメージが強くて、 それもあってeスポーツと言うと格闘ゲームのイメージが先行していたんだけど、 そんなことまったくないのね。それくらいよくわかっていない人のための入門書。1億3000万人のためのeスポーツ入門作者: 但木…
USJのV字回復の立役者、森岡さんの本なのだけど、 統計的な手法で反響を予測しながら投資を実行し、成功に導いた話とはうって変わって、組織の話。でもこれで納得がいったよ、数字がないのは論外だけど、数字だけでも組織は変われない。 組織を動かす、人を…
ブランドとは?の入門書。 平易だけどエッセンスがまとまってる。とても良い入門書。デジタル時代の基礎知識『ブランディング』 「顧客体験」で差がつく時代の新しいルール(MarkeZine BOOKS)作者: 山口義宏出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2018/03/15メディ…
銀座のユダヤ商人と言われるまでになった日本人、それが日本マクドナルド創業者の藤田田(ふじたでん)だ。 この本は藤田自身が学んだユダヤ人の金儲けのノウハウをまとめたもの。特に屎尿を得ることの重要性はこれでもか、というほど説いている。 ビジネス…
オライリーの本て、著者の名前があまり立っていないよね、あくまでもオライリーの本、っていうブランディング。 そんなことはさておき、カスタマージャーニーマップやサービスブループリントなど、 主要なマッピング手法をまとめて解説してくれる実務家向け…
スティーブ・ジョブスの偉業の1つ、それがPIXARであることは間違いない。 Appleを追い出された失意の彼が、エンターテインメント業界で最高の製作会社のオーナーとなり、 『トイ・ストーリー』で世界的なヒットを飛ばす。そんな夢のような物語も舞台裏はとて…
百貨店協会に頼まれて執筆したものを加筆修正して本にしたということで、 百貨店の歴史を概観しながら、今はちょっとしんどいけど未来あるよね、的な 無難な結論に着陸する。まぁ、提灯記事っぽさは否めないけれど、百貨店の歴史や、 現在の課題を整理するた…
コトラーといえばマーケティング、マーケティングといえばコトラー。 そんなコトラー先生の直近(と言っても2017年だけどね)の著作がこれ。スマホ時代の変化や留意点を指摘しているのだけど、 2年経過しても本質的な部分は有効。指摘されている部分はなお重…
良いチームとはなにか、 それを無手勝流でやるのは辛すぎる。 できるわけない。知識として役に立つことあるからまとめたよという本。 確かに、イケてないときって本書に書かれている色々なことが 出来てないよな、と読みながらいちいち気づく。THE TEAM 5つ…
マーケティングの戦略や戦術、ロジスティクスといった用語は、軍事用語。 3.11の震災発生時に自衛隊のトップであった著者が、 経営学城の戦略と、軍事的な戦略の違いを紐解きながら、戦略の本質を語る仕掛け。 自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない…
女性と男性の違いを、物語の型をベースに解説する本。 テーマ的にステレオタイプな話にならざるを得ないので、 あまりに類型化するのは如何なものかと思うところもあるけれど、 これくらい感覚が違うのよ、ってことを明示したいだけなんだろうな。女性の前で…
各務太郎(かがみたろう)さんがデザイン思考に関して買いた本。 デザイン思考ってなに?というかそもそもデザインって何??_ っていうところから初心者にちゃんと伝わるように「デザイン」されている!デザインは絵心やセンス、クリエイティビティといった…
一応、読んでおこうと思いまして、手に取ったのですが、 全然、サクッと早わかりしない気がする。。。サクッと早わかり! 働き方改革法で労務管理はこう変わる (2019年4月から順次施行!)作者: 岡田良則出版社/メーカー: 自由国民社発売日: 2018/09/21メディア…
早くも今年トップクラスの名著が出てきた。 「実践」とついてる所がポイントで、本当に実践したくなる、できそうに思える、 超絶実用書なのである。これは本当にすごいから全マーケター必読なんじゃないかな。たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客…
正直、アパレル業界は終わってる。 終わってる業界だから、イノベーションが起きる。 終わってる業界だから、ユニクロもZOZOTOWNも生まれたんだと思ってる。 終わってる業界ほどイノベーションのインパクトがでかいということ。 だから、アパレル業界をウォ…
人事は全く門外漢なのだけど、優秀な人事というのは どういう考え方、動き方、仕事をするのかなと知りたくて、購入。新卒採用を大々的にやるような大手企業ではないのだけど、 どのように自社をPRし、良い人材を惹きつけるかは、 企業規模問わず学べることが…