ビジネス書大好きMBAホルダーが教える私の学びシェア

本を読んでそこから新しい知識を得たり、学んだりすることが大好き。学びたい、成長したいという意欲のあるビジネスマンの皆さん、一緒に成長しましょう。

意思決定

とても頭の良いやさしい人、っていう印象 ほぼ日刊イトイ新聞・編/岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。

夭折した任天堂の元社長岩田聡さんのことばを集めた1冊。MOTHER2の開発が行き詰った際に、立て直したのが岩田さん。 それ以来、糸井重里と岩田さんは交流を深めていったのだそうだ。そして、岩田さんがどんなことを考え、 どういった発言をしていたのかを1冊…

数学でカジノと株式市場に買った男の物語。エドワード・O・ソープ/天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す

個人はカジノに勝てるか、この命題は長らくカジノには勝てないと言うことが証明されていた。 一定の確率で勝負がつくゲームにおいては資金力の差が勝敗を決することが証明されていたからだ。ところが、著者はそのセオリーに真っ向勝負を挑む。 例えばブラッ…

自衛隊の戦略の必達目標は絶対に負けないこと。 折木良一/自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質

マーケティングの戦略や戦術、ロジスティクスといった用語は、軍事用語。 3.11の震災発生時に自衛隊のトップであった著者が、 経営学城の戦略と、軍事的な戦略の違いを紐解きながら、戦略の本質を語る仕掛け。 自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない…

これ以上ないほどわかりやすくコンサルの思考を教えてくれる教科書。論点思考+仮説思考+脳科学 安宅和人/イシューからはじめよ 知的生産のシンプルな本質

元マッキンゼー、Yahoo CSOの安宅さんが書く、知的生産のための考え方をまとめた本。 書かれていたことはいちいち納得感のあるものだし、素晴らしいんだけど、 きっとコンサル業界では当たり前のことなんだろうな、とも思う。 イシューからはじめよ――知的生…

マネジャーとは何なのかを明瞭に示してくれる伝説の名著。 アンドリュー・S・グローブ/HIGH OUTPUT MANAGEMENT ハイアウトプット マネジメント

田端さんが絶賛していて知りました。 インテルの経営者が書いた本。 マネジメントの要諦というか、生産性を上げるために どういう視点で見て、考えるのかを具体的に書いてくれている名著。 そしてマネジャーとは何なのかをこれほど明瞭に示してくれる本もな…

1つのことを極める人の境地は全てに通じる。自省と自制を徹底している稀有な人。 梅原大吾/勝ち続ける意志力

梅原大吾はプロのゲーマー。 ゲームの世界を極めた人。で、その世界一のプロゲーマーが書いた、 勝ち続けるためのノウハウがこの本。 勝つための、ではなく勝ち続けるためってのがポイント。 1回勝っただけで終わっちゃダメなのよ。 ゴーイング・コンサーン…

意外とハズレだったのは期待値が高かったからかもしれないけれど。 ジョン・ブルックス/人と企業はどこで間違えるのか?

バフェットがゲイツに贈った本、という帯に釣られて読みました。 これはあくまでも個人的な感想だけど、正直あんまり面白くない。 期待値があがりすぎていたからかもしれんけど。失敗から多くのことを学べるはずなのだけど、 どのエピソードもいまいちピリっ…

サンクコストに縛られた人生を知らずに生きていないか?と考えさせられた。 岸見 一郎・古賀 史健/嫌われる勇気

欧米ではフロイト、ユング、と並ぶ偉大な心理学者として著名なアドラー。 日本だと正直そこまでの知名度は無いと思うのだけれど、 このアドラー心理学の肝をわかりやすく解説した本。 それも哲学者と若者の対話として構成されているので、とても読みやすい。…

そこまでゲーム理論バリバリの本ではないけれど今読んでも発見がある本。アダム・ブランデンバーガー、バリー・ネイルバフ/ゲーム理論で勝つ経営

ちょっと古いのだけど、タイトルにはちょっと語弊があって、 ゲーム理論ばりばりの本ではない。他社の役割は、競合の部分もあるかもしれないが、 補完的なプレイヤーとしての存在価値もあるかもしれない、といった 複数の役割がある、という視点をもたないと…

極限状態におけるリーダーシップ。アルフレッド・ランシング/エンデュアランス号漂流

南極大陸横断に挑むも流氷に阻まれ漂流、そこからの奇跡の生還。 極限状態過ぎて、この状況に置かれたら自分は間違いなく死ぬと思う。南極大陸横断は失敗に終わったものの、それを上回る偉業なんじゃないか。 リーダーシップとは何か、といった視点でお勧め…

経営に必勝法は無い、でも踏んじゃいけない地雷は避けられる! 菅野寛/経営の失敗学

元ボストンコンサルティング、一橋ICSの教授、という経歴。 著作は非常に少ないのだけど、とにかくハズレなしなので、 もっと、色々な本を書いてほしい。そして、これは最近出た新刊。経営に必勝法は無い、だからこそっていうスタンスのお話。 結局、ビジネ…

日本の出版を支える紙を作る工場、震災からの復活のドキュメント 佐々涼子/紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている

日本の出版を支える紙の生産、あの日までどこで作られているのかなんて意識したこともなかった。 日本製紙石巻工場が震災で壊滅的な打撃を受けた後、半年で生産を再開するまでの貴重なドキュメント。 極限状態での意思決定、リーダーシップ。 現実はきれいご…

経営者の本にありがちなきれいごと感がない。自分ならできるか、常に問われている気分。吉川廣和/壁を壊す

経営者の本を読むシリーズ、お勧めされて読んでみたのだけど、面白い! DOWAの会長兼CEOで7年で経常利益を10倍にする改革をやってのけた人。タイトルにある壁を壊すは比喩だけではなく、本当にオフィスの壁を壊して回ったという逸話の持ち主。 とにかくきれ…

本当に重要なものは何か、を問い続け、重みと差を意識し続けること! 三谷宏治/実例で必ず身につく! 一瞬で大切なことを伝える技術

元々はこっち。一瞬で大切なことを伝える技術作者: 三谷宏治出版社/メーカー: かんき出版発売日: 2011/11/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 22回この商品を含むブログを見る上記を踏まえて、実例をあげて説明しているのがこの本。 一…

意思決定を突き詰めていくと自分の価値観を問われる。ジョセフ・L・バダラッコ/決定的瞬間の思考法

正しい選択肢と間違った選択肢、つまり正解のある決断は楽。 難しいのは、どちらも正しい、でも一つしか選べない選択。 この本はそういった決定的瞬間をどのように考え、意思決定するのかがテーマ。 意思決定って突き詰めていくと自らの価値観を問われるって…

ユニクロ、柳井さんに最高の教科書と言わしめた本。 ハロルド・ジェニーン/プロフェッショナル・マネジャー

誰?って思うかもしれませんが、アメリカの実業家で 元ITT(International Telephone and Telegraph)の社長兼最高経営責任者。 社長就任後、14年半連続増益という驚異的な実績を残した。そんな傑物が経営とは何かを書いたのがこの本で、 ユニクロの柳井さん…

意思決定の質を高めるには、そもそも意思決定はどんな影響を受けやすいのか、という弱点を知る所から始まる。 印南一路/すぐれた意思決定

人の決断、すなわち意思決定がいかに間違えやすいか。 そしていかに無意識のうちにさまざまな影響を受けているか、を 解き明かしてくれる本。人は簡単に間違え、錯覚し、誘導される。ダニエル・カーネマン/ファスト&スロー あなたの意志はどのように決まる…

考え方にはある程度セオリーやお約束があるよ、という話。 瀧本哲史/武器としての決断思考

考えたり、勉強したりする前に、 そもそも考え方とか勉強の仕方とか、 メタレベルのことをしっかりと調べたり,考えたりした方が良い。 じゃないと、努力の成果が削がれる、もしくは出ない、 もしくは全くの無駄、になってしまうから。これから、費やす時間…