戦略系
すべての理論は過剰であり、過小である。 もっともらしく聞こえても現実にそのままハマる理論なんてない。 理論には限界があり、その限界を踏まえて考えないといけない。 古今東西の戦略論をひも解きながら、そんなことを伝えてくれる良書。10個の分類はこん…
ビジネススクールの教科書として書かれた本には良書が多い。 本書は訳文もこなれていて、各章が理論と実践のパートに 分かれているという構成も読みやすい。企業の競争優位は、企業が保有する模倣困難な資源によって形成される! ジェイ B・バーニー/企業…
ハーバード・ビジネス・レビュー(以下HBR)読者が選ぶ、 今年のビジネス書投票で1位に輝いていたので、 積読状態だったけど急ぎ読んでみた。経営戦略本を単品で読んでいるだけだと、 なんというか体系だった理解にはなかなか至らない。 ポジショニング派と資…
『イノベーションのジレンマ』で有名なクリステンセン教授が、 ハーバード・ビジネススクールの卒業生に向けて話した講演を元にした1冊。人生の幸せってなんだろう、そんな自己啓発本にありがちなテーマを、 クリステンセンが語る、というのが面白く、やっぱ…
この人の本は、どれも非常に分かりやすい。事例で語るビジネスモデル解説の良書 山田英夫/なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル編 - 学びや思いつきを記録する、超要約ノート過去のエントリも是非。 恐らく、膨大な理論を整理して、そのエッセンス…
言わずと知れた、バーニーの代表的著作。 戦略論を大別するなら、ポジショニング派と資源ベース派の2つに分かれる。いかに優位に立てるポジションを確立するか、という考え方と、 競争優位は企業が持つ資源によって決まる、という考え方。で、バーニーさんは…
偉大な企業はビジネスモデルの模倣、 マネすることから生まれているという事例を示し、 真似することの重要性を説く本。吉野家やセブンイレブン、スタバとドトール、トヨタとスーパーマーケット、 グラミン銀行,サウスウェスト、などビジネススクールではお…
5フォースで知られるポーター先生の古典。 これが出版されたのは1980年、30年以上経っても 5フォースのフレームワークは、生きている。ただ、あのフレームワークだけが独り歩きしているというか、 あの図を見て分かった気になっているような気がする。かくい…
売上高営業利益率で見たときに、 日本の企業の利益率はアメリカの企業に比べて低すぎる。 それは戦略が機能していない(=不全)だからだ、という主張を 様々なデータから裏付けていく良書。企業価値とは利益率がすべてなのか?という疑問はあるのだが、 そ…
名著だと言うことは聞いていたけれど、いまさら読了。 そして噂に違わぬ名著だった。 本書が解き明かしてしまったことは案外シンプル。技術革新に際して、なぜ大企業は失敗するのか? それは経営者が無能だから? 実はそうじゃない。 偉大な企業は、すべてを…
実際の日本企業の事例をベースにして、ビジネスモデルの解説をしてくれている。 異業種のビジネスモデルを取り入れることが成功に繋がる。では異業種のビジネスモデルをどのような視点で見ればよいのか? 自分の業界に取り入れるにはどうすればよいのか? そ…
ビジネスモデルを考える、分析する際のフレームワークを紹介。 実際そのフレームワークに当てはめて実際の事業を解説してくれるので、 フレームワーク自体のイメージもつきやすい。すごくおすすめ。ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書作…
良い戦略、悪い戦略作者: リチャード・P・ルメルト,村井章子出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2012/06/23メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 71回この商品を含むブログ (9件) を見る著者のルメルトはリソース・ベースト・ビュー(資源ベースの…