ビジネス書大好きMBAホルダーが教える私の学びシェア

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今こそアナログなダイレクトマーケのノウハウを学ぶべき。有田昇/効果がすごい「パワーDM」の作り方

この本は、古い。
とっても、古いのでもちろん今の実態にそぐわない部分も多々ある。
なんせリスト屋さんがいる時代だからな。
名簿が簡単に買えた時代は本当にやりやすかっただろうなと思ってしまう。
ただ、時代は変わったとはいえ、名簿そのものは買えなくても、
情報を届ける手段はいくらでもある。
結局大切なことは変わらないんだよってこと。

効果がすごい「パワーDM」の作り方 (こんな実務書がほしかった!Series)

効果がすごい「パワーDM」の作り方 (こんな実務書がほしかった!Series)


ECサイトは従来の通販の業態を馬鹿にし過ぎな側面があるように感じる。
カタログ通販とか、ダイレクトメールとか、コストもかかるし無駄だよね〜って感覚。
メルマガならそんなにコストかからないぜー、みたいな。

まぁ、正しいっちゃ正しいんだけど、
そんだけコストかかっても見返りがあったから続いてたし、
今も続いてるってことに思いを馳せるべき時なんじゃなかろうか。
ZOZOはカタログに手を出して失敗したけれど、そりゃ失敗するよね、あれじゃ。
もっとちゃんと研究するべきだったんだよ、ニッセンや千趣会、スクロールといった
総合通販大手が紙を使って何をしてるかとか、
コスト構造とか、誰に、いつ送るのか、とかね。

キャッシュバックには割引よりも強烈な魅力がある

安売りのイメージを持たせたくない商品の場合、
キャッシュバックキャンペーンは相当効くらしい。
ほんとかな、とは思うけど、試してりゃいいじゃんって
理屈で動けるのがダイレクトマーケの良いところ。

締め切りの記載やギミックを

締め切りの記載は基本。いつまでにやらなくちゃ、今だけお得ですよ、という煽り。
DMのギミックは奥が深そうで面白い。
紹介されていた事例はシールを申し込み用紙に張るという行為。
これに関してはなんでこれがそんなに当たるの?って感じだったけど、
他にも開封させるための工夫(ドアオープナー)なんてのも。
結局アナログなダイレクトメールでもHTMLメールでも、
共通する部分てあるなぁ、ということ。

発送日は慎重に!

受け取るタイミングによって効果は違う、ということ。

1.連休中は避けよう
2.ボーナス前を狙え
3.1月、4月、9月が好期
4.個人あてDMは週半ばに
5.会社あてDMは金曜日に
6.オファーの締切日は1ヶ月後に
7.特異日を見逃すな
8.資料発想は迅速に