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マーケティング計画書をとにかく書いてみるのが一番身になる気がした。 フィリップ・コトラー ケビン・レーン・ケラー/コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント第12版 第2章:マーケティング戦略とマーケティング計画の立案

ボリュームありすぎで、思ったよりも時間がかかる。
かなり総花的な内容なので、こんだけ文字量あるのに、
各項目に関してはさらっと流れていく印象。

知れば知るほど、考慮しなければいけない問題の多さに気づかされるし、
もっと個々の項目の深堀の必要性も感じる。

この章はまだ基本のお話。
SWOTとかは、もういいや。

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版

  • 作者: フィリップ・コトラー,ケビン・レーンケラー,恩藏直人,月谷真紀
  • 出版社/メーカー: Pearson Education Japan for JP
  • 発売日: 2008/04/02
  • メディア: ハードカバー
  • 購入: 8人 クリック: 56回
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価値連鎖

いわゆるバリュー・チェーンのこと。

原材料の調達(内向きのロジスティクス
製品への転換(オペレーション)
出荷
市場導入(マーケティング&プロモーション)
製品に対するサービス

という5つの基本活動と、

資材調達
技術開発
人事管理
インフラ整備

という4つの支援活動で構成される。

競争戦略的には、バリュー・チェーンは競争の過程で変化していくもの。
優れた戦略は首尾一貫していて、バリュー・チェーンのどこから話を始めても、
競争優位の説明ができる。


コア・コンピタンス

3つの特徴がある。

顧客ベネフィットの近くに大きく貢献し競争優位の源となる。
応用範囲が幅広く、多様な市場に通用する。
競争相手が模倣しにくい。
P.49

事業の定義

事業はモノを生産するプロセスとしてではなく、顧客を満足させるプロセスとして捉えるべきだという。
P.57

レビットさんの主張。
これはあの有名な、「顧客はドリルが欲しいのではなく、穴があけたいのだ」っていう話。
自分たちの事業は、どんな価値を提供しているのだろう?


アンゾフの製品/市場拡大グリッド

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考える順番としては、まず左上。
既存市場でシェアを伸ばせるか?
次は新たな市場を発見、開拓できるか?
次は既存市場にとって潜在的に関心のある新製品を作れるか?
最後が、集中的成長機会にとどまらず、多角化できるか?

しかしまぁ、多角化と言われると、先日読んだ『戦略不全の論理』を思い出す。
戦略不全の状態で多角化に走ると非常に危険。


シナリオ分析

様々な選択肢や変化を想定して戦略を策定するべきなのだから、
それぞれのシナリオをちゃんと分析しましょうってのがシナリオ分析。
これもさらっと触れられているのだけど、
不確定要素を含めたオプション分析に関しては、
面白そうな本を紹介して貰っていたことを思い出し、とりあえず買った。

コンサルティングの世界でもしばしば出てくるらしい。
いつか読んで理解したいな・・・


マーケティング計画

マーケティング計画に必要な要素を見るに、
マーケティングというか戦略とロードマップといった感もある。
まぁ、マーケティングは戦略と不可分なのよってことかもしれないが。
定期的に自分の事業の計画書を書いてみるのも楽しいかもしれない。

コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版

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