ECサイト運営者必見の1冊。
ネットコンシェルジェの尼口友厚さんが
ブログの内容に大幅加筆してまとめた1冊。
海外事例を紹介するそのブログの面白さは随一だけど、
こうやって1冊にまとめてくれるととても便利かつやっぱり面白い。
ブログもみていて思うけど、良くネタ切れないよなぁ。
情報収集力に感心してしまいます。
気が早いかもしれないけど続編にも期待。
それと、国内事例も紹介してみて欲しいなぁ。
どんなサイト紹介するんだろう?
なぜあなたのECサイトは価格で勝負するのか? ――海外事例に学ぶ、「唯一化」で顧客を獲得する秘訣
- 作者: 尼口友厚
- 出版社/メーカー: 日経BPコンサルティング
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
キーワードは唯一化
顧客に提供する価値は何なのか、
そこを突き詰めて考えることが大切だってことが非常に良く分かる。
そこがしっかりしていれば、安易な価格競争に巻き込まれなくて済む。
アイデアを突き詰めて、愚直に実行することの大切さがどの事例からもわかる。
ビジネスチャンスは至る所にあるもんだ、と可能性を感じられる本。
コアコンピタンスを活かした徹底的な差別化。
真似してみたいことや、
自分ならこうやってみたいというアイデアが詰まっている。
この本が売れたら日本のECサイトも楽しくなるかも。
今の日本のECサイトって価格競争に陥り過ぎ
この本を読んで思うことは、
今の日本のECサイトが、価格競争に陥り過ぎなんじゃないのってこと。
折しも通販新聞でこんな記事が出てた。
楽天市場の有力店舗・本紙商品価格調査 「不当な二重価格」一定数、「食品」「アパレル」で目立つ - 通販新聞
こう言うの、なんかおかしいよね。
不当表示してまで価格訴求して、それが表彰される時代。
そーゆー低次元な戦いに巻き込まれちゃダメだ。
そして、そんな騙すような手口はEC成功のテクニックでも何でも無い。
でも、なんというか、ECサイトがと言うよりは、
物を売ること全般的に価格以外の価値を出せてないところが多いかもしれないなぁ。
アイデアには価値が無い
アイデアだけだと何の意味も無い。
実行して初めて価値を持つ。
エグゼキューションの大切さを忘れちゃいかん。
ユニチャームの会長も言ってた。
本当に大切なのは実行して形にする力。
なぜあなたのECサイトは価格で勝負するのか? ――海外事例に学ぶ、「唯一化」で顧客を獲得する秘訣
- 作者: 尼口友厚
- 出版社/メーカー: 日経BPコンサルティング
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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