ボストン コンサルティング グループによる、世界40カ国12000人に及ぶ調査と、
インタビューを元にした女性の消費をテーマにした本。
全消費の64%は女性が占めており、
女性の消費をいかに取り込むかが重要になってる、というお話。
と言っても出たのは4年前なので、今読むと多少今更感があるかもしれない。
- 作者: マイケル・シルバースタイン,ケイト・セイヤー,石原薫,森健太郎【監訳】,津坂美樹【監訳】
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/11
- メディア: 単行本
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女性の価値計算ロジック
技術、性能,感情面でのメリットを考慮し、
元々知っている商品と比較し、
使い勝手や満足度と言った情報や意見を広く集め、
購入した場合、自分の状況や他者との関係にどんな影響が及ぶかよく考える。
この他者との関係に、ってあたりが女性っぽい。
人の目を気にする度合いが男性よりも強い気がする。
くだらないと言えばそれまでなのだけど。
ちなみにこの価値計算ロジック上プラスのものは飛ぶように売れるし、
マイナスのものは、何しても売れない。
金融サービスと医療
もっとも不満を感じるカテゴリーとして紹介されていたけど、
確かにこの2つは基本的なサービスレベルが低い業界な気がする。
金融サービスの接客は馬鹿にされている気がする、というのはなんか納得。
良くわからんからちゃんと教えて欲しいのに、
結局相手にされていない感じってのが金融サービスにはつきまとう。
小口なんかどうでもいいんだよね。
まぁ、そう言うビジネスだから仕方ないのかもしれないが。
食とダイエット
食の安全とか健康的な食事、とかへのこだわりが非常に強い。
あと、ダイエット。世の中の女性は太り過ぎと感じているらしい。
調査対象の68%がそう感じているらしい。
そう思ってるんなら痩せればいいじゃない、としか思わないのだけど、
結局ぐだぐだ成果を出さずに不満だけ溜めている人が多い印象。
だからこの手の商売は儲かるんだけど・・・
- 作者: マイケル・シルバースタイン,ケイト・セイヤー,石原薫,森健太郎【監訳】,津坂美樹【監訳】
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