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アウトプットを意識したインプットじゃないと意味ないし、単純なインプットでは差別化できない時代。 内田和成/プロの知的生産術

ボスコンの前日本代表の知的生産術。
インプットの仕方を語る本が多い中、アウトプットをどう出すかと言う視点に重点を置いて書かれた本。
著者自身、ガジェット好きというのも面白い。
色々試した結果ここに行き着いてると言う感じが説得力を持つ。
とりあえず頭の中に入れとくってのも共感。
まぁ新書でサラッと読める本なので気分転換にもおすすめ。

プロの知的生産術 (PHPビジネス新書)

プロの知的生産術 (PHPビジネス新書)


もはやインプットでは差別化できない

これだけ簡単に情報にアクセスできる、あるいは集めた情報を簡単にデータベース化し、蓄えておけるようになると、情報収集や情報整理、つまりインプットの段階で他人と差別化するのはとても難しくなる。
P.23

情報の収集、整理に精を出してもそれだけじゃ何の差別化にもならないよって話。
結局いざ他の人が情報収集しだしたら同じ情報を得ることが容易な時代。
特にネットの情報の収集整理は何の差別化にもならん。
昔はインプットの差別化が可能だったが、今やアウトプットで差別化するしか差が出にくい。
情報をどのような視点で分析するか、それが重要。

ちなみに、昔の本だがインプットに関する名著として、
以下の本を紹介されていた。

知的生産の技術 (岩波新書)

知的生産の技術 (岩波新書)


情報には3タイプ

・意思決定の助けとなる情報
・アイデアの元になる情報
・コミュニケーションの手段としての情報


作業と仕事

私の定義では、「ある目的を達成すること」が仕事であり、「その目的を達成するための手段」が作業ということになる。
P.69

コンサルの人はこう言う所の意識が強い印象。
仰る通りだと思うけれど、現場ではなかなかわからない人も多い。
情報の収集や整理とかは作業の最たる物なのだけど、
何しろこれってやってる感が半端ない。
結局そこに労力を使ってやってるつもりになってしまって、
アウトプットが出せてないと言うのが最もハマりやすい落とし穴。


ポストイットのオーダーメード

意外と知らない人が多いのだが、ポストーイットの3M社(住友スリーエム)では、オーダーメードのポストーイットを比較的手ごろな値段で作ってくれる。
P.172

知らなかった!
オフィシャルのサービスはi-noteというらしいが、
もしかしたらもう終了してる??

i-Note、ポストイット®ノート、オリジナル…i-Noteで仕事もプライベートもワンランクUP オリジナル ポスト・イット(R)ノートで自分らしさを演出!

こんな情報見つけたけど、リンク先にいけない・・・
オフィシャルじゃなければたくさんサービスがある模様。

プロの知的生産術 (PHPビジネス新書)

プロの知的生産術 (PHPビジネス新書)