売れてる育児本らしく、思わず手に取ってしまった。
まぁ仕事とビジネススクールの掛け持ちで、
平日のみならず土曜もいないわけで、そりゃあ妻もしんどいよなぁ、とは
思いつつ、自分もしんどいので時にはお互いイライラするわけで。
ただ子どもに対してはイライラしてしまうことも多いけど、
誰も本当はイライラすることを望んでいるわけではない。
だからこそイライラしてしまったことを後悔したり、
自己嫌悪に陥ったりと変なスパイラルに陥りやすくて最悪なのが育児鬱みたいなパターン。
結局、子供が思い通りに動くわけもなく、大切なのは
自分で自分の感情をどうコントロールするかなのだよなぁ、と。
これは育児に限ったことではなくて、仕事でもきっと大切なこと。
自分で自分を前向きに持っていけないと、結局仕事でも潰れる。
色々な方法が、とても平易な言葉で書かれていて、
売れるのはよくわかる。どれも自分を客観的に見るきっかけになるようなもの。
状況事態を第3者的な視点で整理してみたり、とか事象をメタレベルで認知できれば、
感情に走ることもなくなる。
ちょっと面白かったのは、
「子供が昨日交通事故で死んでたら今日イライラすることさえできなかった」というお話。
めちゃくちゃ極端な例ではあるけれど、極端に単純化すると確かにわかりやすい。
まぁ目の前の状況を常に楽しむ気持ちで、イライラできることを楽しめ、ということですね。
サッと読めるお手軽本なので新米パパ、ママにお勧めです。
- 作者: 嶋津良智
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2013/08/08
- メディア: 新書
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