こないだ初めてコーチングの授業を受けて新鮮だったのです。
そこで思い知ったことは、人をほめることの難しさ。
そしていざ褒めようとしてもそのバリエーションの何と少ないことか!
こりゃいかん、と思ってほめ言葉ハンドブックを買ってみました。
ビジネスシーンだけでないほめ言葉が詰まっててざっと読むにはとても便利。
ひとつひとつは、大した言葉ではないんだけど、
これが自然と、適時適切に出てくるかって言うことなんだよな。実践あるのみ。
- 作者: 本間正人,祐川京子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2013/05/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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意外と優秀なやつほど褒められてない
優秀な人ほど現状を維持することに必死になり、消耗してしまうケースも少なくありません。そうでなくても、成績がトップの大は、周囲からはほめてもらえないので、自分で自分のモチベーションを高めなければいけないのです。
P.65
トップの人ほど、既に実績で明らかに認められているのだから、と
わざわざ褒められないで済まされることが多い、ってのには納得。
出来の悪いやつの方が、褒められる機会は多い気がする。
まぁ、ちょっと気をつけよう。
人のダメな所を見るやつはダメ
ダメな部下だとレッテルを貼らず、相手のよいところを引き出していくのかよいでしょう。
コーチングのスキルを用い、成功のイメージを描かせてあげるのも一つの方法です。
P.84
たまに人の悪い所を見つけることを人を見ることだと勘違いしてる人がいる。
たまにと書いたけど、たまにじゃなくてそういう人が凄く多い。
でもあの人はこう言う所がダメだ、とかそんなんばっか。
人を見ると言うのは人の良い所を見つけてやることだ。
ダメな所を見つけて指摘していくだけなら誰でもできる。
まぁコーチングを否定する訳ではないが
やってはいけないのが、比較して片方をおとしめることです。
インド生まれの哲学者クリシュナムルティは「比較は暴力だ」と言っています。
本人がどうしようもないことで比較されるのは、人格の否定につながります。
これはきょうだいのみならず、すべての人に対していえることです。
P.223
まぁ、そうですね、とは思いつつも、
なに温いこと言ってんだとも思う。
比較され、比べられてんだよ、常に。
そんで使えるか使えないかレッテル張られてる、それもまた現実。
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