財務会計、財務分析、ファイナンス、とか
MBAとしては基礎科目なのだけど、
自分の業界や仕事とはまったくもって縁遠いものだから、ちょっと大変。
だからといって、まったく触れずに卒業するのもあり得ないから
さて、どうしたもんかな、ってなる。
そんなときに手っ取り早いのは、
とにかく最初に超入門書みたいなのをざーっと読んで、全体像を把握すること。
ディテールまで理解しようとしなくていいから、
大枠の見取り図を自分の中に持っておくと、
その後の授業の理解や、次に読むもうちょい本格的な本の理解度がぜんぜん違う。
で、この本は財務分析を学ぶ前に、初心者がざっと読むには最適な本。
ちなみに私は財務諸表なんて学校でしか見ないくらい、この世界とは縁遠かった。
だから、あくまでもそういう人レベルに向けて、お勧め。
知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる!―会計超入門!
- 作者: 佐伯良隆
- 出版社/メーカー: 高橋書店
- 発売日: 2011/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 4回
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メモ。
製造業じゃないからこんなことすら新鮮。
一口に人件費といってもさまざま。会計では、工場で働く人の給与は売上原価に、本社で働く人の給与は販管費になります。このように分けて考える理由は、できるだけ売上と費用を結びつけるためです。
P.55
会社が倒産するのは赤字だからではなく、資金繰りに行き詰まるから
P.155
キャッシュフローがいかに大切か。
会計は解釈、キャッシュが真実!
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