社会学
イギリスの最低賃金労働の現場に著者自ら潜入し、 その実体験を綴った潜入ノンフィクション。タイトルが扇情的だけど、アマゾン、ウーバーのほかに、 訪問介護、コールセンターでも労働している。帯に「労働市場の規制緩和や移民政策で先を行くイギリス社会…
宣伝会議の「インスタグラムマーケティング基礎講座」を書籍化したもの。 インスタに限らず、流行のアプリ情報なども織り交ぜつつ、 ビジュアルコミュニケーションを中心にしたSNSトレンドを分析している。社会学的に整理しようとする側面があり、思っていた…
超絶面白い。 今年もまだまだ始まったばかりなのに、 今年のベスト3に入るんじゃないかと思うくらい。何が衝撃かというと、個人の自由意志なんてないんだとのっけから示される。 一方で、自由意志があるという錯覚は、学歴があればあるほど、 いわゆるエリー…
今年読んだ本の中で、今のところベストなんじゃないかというくらい面白かった。 今や書籍の一大ジャンルになっている自己啓発本。 その自己啓発本の歴史を紐解き、分類していきながら、 どのような主張がなされてきたか、それがどのように受容されてきたかを…
社会科学において、原因を推論するとはどういうことなのか。 化学と違って、実験して定量的にどうこう言うような話じゃない訳だ。仮説構築でも仮説検証でも、因果関係をどのように思考し、 記述していくのかということが丁寧に書かれた本。 著者は政治学者な…
本書は銀座という街をテーマに、 街の雰囲気を守るために、街が何をしているのかを追いかけるドキュメント。 何かしらしているんだろうなぁくらいにおもっていたけれど、 その内幕が垣間見られて面白かった。銀座にはなぜ超高層ビルがないのか: まちがつくっ…
久しぶりの社会学の本、下巻。 身分と生活様式の関係や、モードに対する規制、 メインカルチャーとサブカルチャー、などのお話。 ファッションと世相を絡めるよくある言説を、ペテン師のあとづけと バッサリ切り捨てたり、結構よく読むと痛快。モードの社会…
社会学の本。 この本はロジックの密度が非常に高い。 無駄な補足説明無く、緻密に書かれている印象。だから結構読むの大変でした・・・。癖のある分野だから、好みははっきり別れそうだけど、 たまに触れると刺激になる。 (早稲田社会学ブックレット)" title…