リアルな場所からオフラインが無くなる。 藤井保文・尾原和啓/アフターデジタル
読むまではデジタル世界の、後?ってどういうことだろう。
なんかこんなにすごい未来が来るよ、ハッピーよ、みたいな話なのか、
一体何なのか、と思って様子見してた。
で読んでみたらなるほど納得。さっさと読めばよかったよ。
ビジネス書の中では今年3本の指に入る名著だよ。
アフターデジタルは一言で言うと、リアルの場からオフラインが無くなる世界。
だからもうめっちゃデジタルなんだよ。
そして中国の最新事例はアイデアが詰まりまくっていて自分の脳も刺激される。
信用スコア
日本でも続々LINEスコアとか出てきているけれど、
ユーザーのスコア化とそれに紐づいたサービスというのが
どんどん始まってきている。
スコアの高い人は優遇される、良いことをするとポイントが上がる、という社会。
逆にスコアの高低が明示されたときに低スコアの人は一体どうなるのか、恐ろしくもある。
ある種のデジタル監視社会。
サイコパスというアニメ作品の超名作があるのだが、
そこでは近未来シビュラシステムという全能のシステムが人々の適性を判断し、
人の職業をシステムが決める管理社会を描いていた。
そんなデジタル監視社会はすでにかなりリアルな所まで来ている。
それがユートピアになるのかディストピアになるのかは、権力者の匙加減次第なのだろうな・・・。
歩くだけでポイントがたまるアプリ
このアプリが秀逸なのは、1日1回リセットされるということ。
歩いてたまったポイントを自らアプリを起動して換金しなくてはいけない。
つまり、ユーザーは毎日必ず換金するために起動するという仕掛け。
これがアプリのDAU(Daily Active User)を最大化するということ。
これはもう、超強烈な仕掛けだよね。
O2Oの時代は終わり
店舗というリアルチャネルであっても、ユーザーの行動のすべてをデータとして取得できる時代です。我々にとってはモバイルもPCもコンビニも、ただのユーザーインターフェースでしかありません。例えば、顧客がスマホで水を1本購入することも、無人コンビニで顧客が水を1本購入することも、だれがいつどこでどの銘柄を購入したのかがすべてデータとして分かるのであれば同じことですよね。
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