元々はこっち。
- 作者: 三谷宏治
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2011/11/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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上記を踏まえて、実例をあげて説明しているのがこの本。
一瞬で伝わるかどうかは微妙なところだし、
この安っぽいタイトルで損をしているようにも感じる。
実際には、人にちゃんと伝え、議論するには考えることが大切。
で、どのように考える必要があるのか、という思考法を教えてくれる本。
- 作者: 三谷宏治
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: Kindle版
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重要思考のポイントは重みと差
本当に重要なことは何なのか、を意識して考える。
その際のポイントは「重み」と「差」
往々にして人は表面的な差にとらわれ過ぎてしまう。
この本で紹介されている東日本大震災時の節電の事例なんかその典型。
本当に重要なことは何かを整理しないまま、節電すること、
節電してるっぽいことが目的化されてしまうと悲惨。
節電効果(差)とそもそもの母数がでかいか(重み)の両方を意識して
定量化しないといかん。
ピーク時のカットであれば、空調の設定温度を少し上げることでこなせた。
代わりに扇風機を使うことはまったく理に適ったこと。
でもこの扇風機を使うことを節電していない、と解釈、弾圧する輩とかいたし、
エレベーターの停止が全く節電効果が無いことも専門家にはわかっていたらしい。
そう考えるとあの時にやっていたことの中には全くの勘違い、
無駄なものが含まれていたということ。
まぁ、ヒステリックな同調圧力が働く中で、難しいんだろうけど。
せっかく力を合わせてやるなら最も効果的なことをやりたいものですね。
- 作者: 三谷宏治
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2013/11/22
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