いよいよラスト。
企業の一連の行動が補完的である時、
一部の行動の効率性が高まると、他の行動も連鎖的に増進される。
この自己増殖的な変化は雪だるま式にトレンドとして持続し、
技術や組織を変革させる。
結局こういう好循環を起こすと最強、ということ。
そのために組織をどうデザインし、コーディネートしていくのか。
肝に銘じておかなければ。
- 作者: ポール・ミルグロム,ジョン・ロバーツ,奥野正寛,伊藤秀史,今井晴雄,西村理,八木甫
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- 発売日: 1997/11
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経済学、組織、そして経営の将来
異なる情報や利害を持った個人を多数集めている大企業において、
一貫した実りある行動を可能にするのは、インセンティブのある協調システムを
注意深く設計することを通じてのみ!
従業員、供給者、顧客との長期関係は平凡だが、
価格が行動の基本的な手がかりにならないシステムにとって根源的に重要。
理論は本質的な理解のために必要。
知識は理論によってまとまり、一般的に応用が可能になる。
決してすべてを理解できたわけではないが、
理論的な枠組みにしっかり向き合ったことで
得られたものは多かったように思う。
1か月半以上かかってしまったけれどとりあえず満足。
後は折に触れこのメモを読み返そう。
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