アメリカのMBAで教科書として使われている激厚の一冊。
でも読んで損なし。
各章のまとめがバラバラになっているので、インデックスを作成。
- 作者: ポール・ミルグロム,ジョン・ロバーツ,奥野正寛,伊藤秀史,今井晴雄,西村理,八木甫
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 1997/11
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 28回
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第1章:組織は重要か
インセンティブは個人の目的と組織の目的を調整する手段
第2章:経済組織と効率性
組織の目標は、すべて利潤の最大化とは限らない。
第3章:コーディネーションと動機づけにおける価格の役割
価格は人々を動機づける!
第4章:計画と行動のコーディネーション
経営者の仕事はコーディネーション。その第一歩は組織のデザインから。
第5章:限定合理性と私的情報
結局、情報は正確に伝達されないから、そこに無駄なコストが発生する!
第6章:モラル・ハザードと業績インセンティブ
モラル・ハザードは必ずしもすべてが悪意に基づく行為ではない。
第7章:リスク・シェアリングとインセンティブ契約
報酬の決定は、責任範囲を決定し、 同時に与えられる権限の範囲を決定することにもなる。
第8章:レントと効率性
レント分配にかかわる決定はただ1度に限って行われる。
第9章:所有と財産権
所有とは残余利益をコントロールし、請求できること!
第10章:雇用政策と人的資源のマネジメント
企業特殊的資本だけ伸ばしていると危険な気がしてきた!
第11章:内部労働市場、職務配置、昇進
なんか、意外と終身雇用で年功序列ってよくできてるんじゃないの?と思ってきた。
第12章:報酬と動機づけ
公平性なんて実に微妙で曖昧な言葉。人は妬み、ひがむ!
第13章:経営者および管理者の報酬
ある職制以上の立場には業績連動給が必要だと思った。
第14章:投資とファイナンスの古典的理論
ファイナンスの考え方は面白いけど数式は苦手
第15章:金融構造、所有、コーポレート・コントロール
読み物としては面白いけど、この章に関してはファイナンスの本読んだ方がいい
第16章:企業の境界と構造
事業部制が優れた制度であることはわかったけど使いこなせていない企業も多い印象
第17章:経営・経済システムの進化
組織の設計がすべて、理論によって本質を理解し、一般的に応用する!
- 作者: ポール・ミルグロム,ジョン・ロバーツ,奥野正寛,伊藤秀史,今井晴雄,西村理,八木甫
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