ビジネス書大好きMBAホルダーが教える私の学びシェア

本を読んでそこから新しい知識を得たり、学んだりすることが大好き。学びたい、成長したいという意欲のあるビジネスマンの皆さん、一緒に成長しましょう。

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

1000年の視点で服飾史を概観するアイデアは面白いけど・・・ 塚田朋子/ファッション・ブランドとデザイナーと呼ばれる戦士たち

120のニュースを1000年生きてるニュースキャスターが、 21世紀のファッションの顧客を意識して解説する、っていうコンセプト。このアイデア自体はユニークだと思ったのだけど、 ニュース1つ1つの解説量が足りていないからなのか、文章が下手だからなのか、 …

データ分析をアクションに繋げる具体的なイメージがつかめる良書! ディミトリ・マークス/データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」

副題に「ビッグデータからビジネスチャンスをつかむ」って書いてあるので、 はいはいまた流行のビッグデータ万歳本ねってちょっと思ったのだけど、 この本の原題は「Sexy Little Numbers - How to grow your business using the data you already have」なん…

レント分配にかかわる決定はただ1度に限って行われる。 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第8章:レントと効率性

第8章は、今までのインセンティブの考え方だけで無く、 効率性賃金の考え方や、信用のメカニズムについて学ぶ。組織の経済学作者: ポール・ミルグロム,ジョン・ロバーツ,奥野正寛,伊藤秀史,今井晴雄,西村理,八木甫出版社/メーカー: NTT出版発売日: 1997/11メ…

報酬の決定は、責任範囲を決定し、 同時に与えられる権限の範囲を決定することにもなる。 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第7章:リスク・シェアリングとインセンティブ契約

7章はモラル・ハザードが存在する場合の効率的な インセンティブ契約の性質と形態に関して、一般原理を導き出す。 ものすごく細かい話になってきていて、ざっと流し読みしただけでは 全然理解できなくなってきた。 丁寧に読めば、なるほど納得なことを言って…

モラル・ハザードは必ずしもすべてが悪意に基づく行為ではない。 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第6章:モラル・ハザードと業績インセンティブ

決定的な情報を持っている人が、意思決定者と利害を異にするとき、 正しい情報が、完全かつ正確に報告されないかもしれない。 6章は、そんなモラル・ハザードの問題をがっつり扱う。 完全に個人的な勉強ノートになっているが、これは確かに名著だな。組織の…

あなたの意思決定はあなた自身によるものですか? ロバート・B・チャルディーニ /影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか

『ファスト&スロー』や『スタンフォードの自分を変える教室』に続き、 またまた人の心理に迫る本を読んでみた。今あげた2冊よりもずいぶん古く、原初の初版は1988年、日本語訳は91年に刊行されている。 その後、読者からのレポートコーナーなどを加筆した第…

macでAVCHDのファイルを簡単にmov形式に変換するフリーソフト、MediaConverterが便利。

子供が産まれて、SONYのHANDYCAMを買ったのだけど、 ファイル形式がAVCHD形式というやつで、拡張子が.mtsというファイル。 これが、いまいちmacだと扱いづらい。最近はiMovieで取り込めるよ、とか知ってんだけど、 それもイマイチ使いづらいのよね。 もう、…

結局、情報は正確に伝達されないから、そこに無駄なコストが発生する! ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第5章:限定合理性と私的情報

3章、4章ではコーディネーションの問題だった。 これは、誰が何をするべきか、どういう情報の流れで、だれが意思決定をするか、といった コミュニケーションシステムの編成だった。 5章からは動機づけに関しての話。 動機づけが必要な理由は、各個人の私的な…

経営者の仕事はコーディネーション。その第一歩は組織のデザインから。 ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第4章:計画と行動のコーディネーション

専門化と分業が進んだ社会ではコーディネーションが必要となる。 価格はそれ自体がコーディネーション能力を持ち、有効な解決策として機能するが、 唯一の解決策という訳ではないし、万能でもない。 4章に入り、本書のテーマである「コーディネーションと動…

ベーコン展が楽しみすぎる。言葉は作品の周りを空回りし続けるが、それでもなお・・・ フランシス・ベイコン 磔刑―暴力的な現実にたいする新しい見方 (作品とコンテクスト)

Crucifixion, Triptych 1965, Francis Bacon ベーコンの磔刑に関する批評。フランシス・ベイコン 磔刑―暴力的な現実にたいする新しい見方 (作品とコンテクスト)作者: イェルクツィンマーマン,J¨org Zimmermann,五十嵐蕗子,五十嵐賢一出版社/メーカー: 三元社…

データマイニングの基礎からWebへの応用までをイントロダクションしてくれる。 石川博・新美札彦・白石陽・横山昌平/データマイニングと集合知

データ分析ブームが来ている中、 データ大事だよ、こんな事例あるよ、すごいでしょ、 ビッグデータ万歳みたいな本が溢れている。そういった本もそれはそれで結構なのだけど、何冊も読む必要はない。 そういうので興味を持った後、 もう少し具体的かつ実践的…

価格は人々を動機づける! ポール・ミルグロム ジョン・ロバーツ/組織の経済学 第3章:コーディネーションと動機づけにおける価格の役割

価格とコーディネーション 3章では、市場が高度なコーディネーションをどのように 実現しているのかを説明する中心的経済モデル「新古典派市場モデル」を説明する。 経済は、消費者であり、資源の供給者である個人と生産単位(企業)によって構成されている…