いわゆるマス型のマーケティングや広告がどんどん効かなくなってきている時代。 どのような変化が起きていて、これからはどう考えていくべきなのか。 それが本書ファンベースに書かれていること。自分たちが大切にしている価値観に共感してくれる「ファン」…
ちょっと奇を衒うというか、若干の安っぽさもあるタイトルだけど、 結構地味に売れ続けてるっぽいんだよね、これ。きれいごとだけでは、人は動かない!ってのは本当にその通りだし、 時にはずる賢く立ち回る必要も出てくる。悪知恵もまた知恵なり、なのだけ…
高校生のための、と題されているように、 平易な言葉でゲームにおける人工知能の役割を教えてくれる。 どうすれば、ゲームが成立するか、どのような仕組みで作られているのかの 基本を教えてくれるので、それまで単に遊ぶだけだったゲームをもう少し構造化し…
扇情的なタイトルは安っぽく映るけど、書いてあることは真理だなぁ、と思う。 色々な人と働いていく中での気の持ちようでパフォーマンスは変わる。頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法作者: 田村耕太郎出…
宣伝会議の「インスタグラムマーケティング基礎講座」を書籍化したもの。 インスタに限らず、流行のアプリ情報なども織り交ぜつつ、 ビジュアルコミュニケーションを中心にしたSNSトレンドを分析している。社会学的に整理しようとする側面があり、思っていた…
タイトル通り実務バリバリの実用書である。 マーケティングオートメーション(以下MA)ツールを導入したはいいけれど、 やってることはカゴ落ちメールとn日後にリピート促す(nは7,14,30,45とか)やつとかしか 結局やってなくない?って会社がほとんどな気が…
人の褌で相撲を取るような典型的なコバンザメ商法のタイトルで、 釣られる人のレベルもしれてるって感じの印象だけど、 入門書としてはとてもよくまとまってるなぁ、という印象。数字苦手そうな部下とかにとりあえずこれよんどけ、と渡すには便利な気がする…
お金のことをちゃんと考えるってのが今年のテーマで色々読んでいるのだけど、 本書は子供とお金がテーマ。子供とお金の話ししてますか??まぁしてるような、してないような、ってのが正直なところで、 話していたとしても、明確に方針を決めて話してる人と…
APIを真正面から捉えてその市場の可能性を語る本。 結構珍しいと思うんだよね。これからたくさん出てくる気がするんだけど、 ここにものすごい市場がありますよ、 可能性の塊ですよ、ということを伝えたいんだろうな。 APIエコノミー 勝ち組企業が取り組むAP…
広報やPRに関して、全体感をざっと押さえられる本ないかな、と探しているときに目星をつけた1冊。まぁやわらかいものを想像していたのだけど、 内容は思ってたよりもかなりしっかりめで固い話が多かった。ちゃんとした広報組織、広報とはどうあるべきか、と…
落合陽一の本とか、本書とか読んでいると、好きなこと、興味のあるものに対しての偏愛が ヒトの強みなんだなって最近すごく思う。合理性では説明のつかない偏愛、それこそ来るべきAI時代におけるヒトの強みだし面白さなんだろうなぁって。そして、本書を読ん…
グローバルで進む変化。 マッキンゼーが予測する未来、というタイトル通り、マッキンゼーが予測する未来のお話。 突拍子も無いことは書かれておらず、むしろ数字に裏付けられた堅実な未来予測と言える。マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4…
盛り上がっている仮想通貨周りの理解のために本を探してて、 成毛さんの帯コメ付いてたからとりあえずこれを買って読んでみたという感じ。仮想通貨、めちゃくちゃ盛り上がってるけど、 一体なんなの??ってことよね。 まぁ、細かなことは読んでもらうとして…
この本を読んでふと気づいたのだけど、読了してもいまいちシンギュラリティの意味わかんなかった。 ちゃんと読んでないから?でも別に困らないよ、すげーいい話がたくさん書いてあります。で、シンギュラリティってなに?っていう話なんだけど、 技術的特異…
奥谷さん、岩井さんの早稲田ビジネススクールコンビが出した著作。 タイトルと表紙がちょっと地味というか、キャッチーさに欠ける部分があるものの、 内容は、実に堅実な分析。奥谷さんを見ていると、実務家として最前線で戦いながら、 嗜好としてはアカデミ…
文字通り、チームの生産性をあげるためのノウハウをまとめた本。働き方改革が叫ばれているけれど、単純に残業禁止、とかしてもどこかにしわ寄せがいく。 ある人は持ち帰って家で仕事をして帳尻を合わせざるを得ないかもしれないし、、、。 タイムカード上の…
『イノベーションのジレンマ』で有名なクリステンセン教授が満を持して出したのがこの『ジョブ理論』。 本としてまとめるのに時間はかかったけど、ずいぶん前から構想としてはあって、 ここに紹介されるようなエピソードも断片的に流布していたように思う。…
大ヒット飛ばしまくりの編集者箕輪さんが手がける話題の本。 著者はメタップスの社長さん。お金をテーマに扱いながら、人の欲求、組織を活性化させる仕掛け、 脳の話、などよくもまぁこれだけの内容をこんなにコンパクトにまとめたなぁ、という本。冗長で無…
著作も読まずに勝手に親近感を覚えて応援していた落合陽一氏の著作をいまさらだけど拝読!宇野常寛責任編集のメールマガジンを書籍化したものなんだけど、 彼を見出し、著作という形で世に送り出したのは宇野常寛氏だったのかぁ、と。なんというか、若き俊英…
タイトルそのまんま、ユニクロにアルバイトとして潜入したルポ。 一代でグローバルに展開するSPA企業として大成長したユニクロは、 ビジネススクールにおいても注目される輝かしい企業の筆頭。社長の柳井さんはカリスマ経営者としての世評も高い。そんな輝か…
売れてるビジネス書。 NewsPicks Bookは瞬く間にビジネス書のブランドになってしまったね。面白いしキャッチーなんだよなぁ。 レガシーな経営者本とは一線を画す、今っぽさとリアリティーがあるから。レガシー経営者本って説法みたいになるからな。 抹香くさ…
タイトルそのまんまなプラットフォーム型のビジネスに関するいろはをまとめた本。理論的な整理と、具体的な事例をバランスよく盛り込んでいるわかりやすい仕上がり。 Winner Takes Allが起こりやすいのはなぜか。 バンドワゴン効果やネットワーク効果といっ…
ソーシャルマーケティングの根っこにあるような話を知って欲しくてってなると、 『グランズウェル』、『エンパワード』とか読んどけって話になるのかも 知れないが、そもそもそういう小難しい話はちょっと、、、ってなることも多いと思うのよね。でもまぁ担…
著者は業界のシステム開発に30年以上も携わった人らしい。 それもあって、業務の流れがフローチャートで図示されており、直感的に流れが理解しやすい。ECはおまけ程度に触れられているだけという印象だが、 店舗運営のメカニズムからすれば、ECはシンプル。…
日経ビジネスのアパレル業界特集が1冊の本になった。 レガシーなアパレル企業の不振と、その中でも成長する新興組への取材を通じて、 アパレル業界の現状を浮き彫りにする本。誰がアパレルを殺すのか作者: 杉原淳一,染原睦美出版社/メーカー: 日経BP社発売日…
お金がなくても、知恵で解決。 そんな成長のための成功事例集。確かにちょっとした塩梅でうまく回り始めることってある。 まぁ結果だけ聞いてしまえばなるほどねって話なんだけど、 そこに至るまでの地道なPDCAがあるのよね。それを高速で回していける体制作…
部下への指導をどうすりゃいいのか、これは管理職の永遠の悩み。しかも、部下が期待に沿った行動を取らないとき、 その部下にとって耳の痛いこともしっかり伝えなくちゃいけない。 わかっちゃいるけど、これって相当タフな仕事。本書はそんな部下へのフィー…
TSUTAYAを運営するCCCの社長、増田さんへのインタビュー。増田さんてメディアへの露出度がそんなに高くないし、 こういう本が出るのは珍しい気がする。TSUTAYAは今や紀伊国屋書店を抜いて売上高もNo.1の書店になっている。 フランチャイズの強みっちゃ強みだ…
超絶面白い。 今年もまだまだ始まったばかりなのに、 今年のベスト3に入るんじゃないかと思うくらい。何が衝撃かというと、個人の自由意志なんてないんだとのっけから示される。 一方で、自由意志があるという錯覚は、学歴があればあるほど、 いわゆるエリー…
「相鉄」「中川政七商店」「くまモン」「茅乃舎」「東京ミッドタウン」などで コンサルタントとしても活躍している著者の慶応義塾大学の人気講義を書籍化したのが本作。デザイン思考など、ビジネスの世界でも何かとデザインという考え方が 注目されるように…